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アスキーソリューションズ、業務用英日双方向翻訳ソフト『PC-Transer V10』を発売

2003年03月13日 16時28分更新

文● 編集部

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(株)アスキーソリューションズは13日、(株)クロスランゲージが開発した業務用英日双方向翻訳ソフトの最新版『PC-Transer(ピーシートランサー) V10』を20日に発売すると発表した。“PC-Transer”シリーズ発売15年周年キャンペーン価格として、200本限定で、スタンダード版を6万8000円(通常価格は8万8000円)、プロフェッショナル版を9万8000円(同12万8000円)で販売する。グループで辞書共有が可能なネットワーク対応のエンタープライズ版も用意し、価格は29万8000円からとなる。

製品パッケージ
『PC-Transer V10』(スタンダード版)

『PC-Transer V10』は、企業におけるビジネス翻訳からプロの翻訳者まで、業務として翻訳を行なうユーザーを対象とした翻訳ソフト。英日63万語、日英82万語の基本語辞書に加えて、コンピューター辞書や契約書関連用語を収録した法律辞書など22分野204万語の専門語辞書を搭載する。今回新たに、ブラウザー翻訳/英日対訳エディター/日英対訳エディターなどの機能を呼び出せる翻訳ツールバー、英日対訳エディターの原文(英文)側にユーザー辞書内の訳語が挿入できる機能、原文(英文/和文)で出現する頻度の高い語を一覧表示する“頻度リスト”や翻訳辞書にない語を一覧表示する“未知語リスト”などのユーザー辞書作成支援機能を搭載する。

製品パッケージ
プロフェッショナル版

プロフェッショナル版/エンタープライズ版には、よく使用される表現を文章ごと登録し、人による翻訳資産と機械翻訳を融合させる技術“翻訳メモリ機能”を搭載する。契約書関連の表現例のほかビジネスで使用する表現例4万5000例があらかじめ登録されているほか、TRADOSなどの翻訳メモリーとTMX形式でのインポート/エクスポートが可能となる。

製品パッケージ
エンタープライズ版

スタンダード版/プロフェッショナル版には、“Internet Explorerアドイン機能”を搭載し、同ソフトを起動せずにブラウザー翻訳が可能となる。付属ソフトとして(株)研究社の英和辞書『リーダーズ+プラスV2』、(株)テクノクラフトのデジタル辞書引き/マウスワンタッチ翻訳ソフト『ロボワード for Transer』、メディアドライブ(株)のバイリンガル文字認識OCRソフト『e.Typist エントリー』を同梱する。

対応OSは、スタンダード版/プロフェッショナル版がWindows 98 SE/Me/NT 4.0(SP6以降)/2000/XP(日本語版)。エンタープライズ版は、サーバー側がWindows NT 4.0(SP6以降)/2000/XP Professional(日本語版)、クライアント側がWindows 98 SE/Me/NT 4.0(SP6以降)/2000/XP(日本語版)。

なおライセンス版やアカデミック版も用意する。価格はスタンダード版の5ライセンスパックが27万8000円、プロフェッショナル版の5ライセンスパックが39万8000円、スタンダード アカデミック版が5万8000円、スタンダード アカデミック版の5ライセンスパックが19万8000円、プロフェッショナル アカデミック版が7万8000円、プロフェッショナル アカデミック版の5ライセンスパックが27万8000円。

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