このページの本文へ

エルピーダメモリ、32bitI/Oのグラフィックス用128Mbitメモリー『GDDR2-M』のサンプル出荷を開始

2003年03月13日 16時07分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エルピーダメモリ(株)は13日、グラフィックス用途向けの32bitI/Oの128Mitメモリー『GDDR2-M』のサンプル出荷を開始したと発表した。

『GDDR2-M』
『GDDR2-M』

『GDDR2-M』は、メインメモリー用の“DDR-II(DDR2)”を画像処理用に最適化したもので、カナダのATIテクノロジーズ社と共同開発した技術“Data Inversion Technology”により信号ノイズを50%低減したほか、4bitプリフェッチの採用により1ピンあたり900Mbps(450MHz)の動作を可能としたのが特徴。新方式のプルダウンタイプの“ODT(On-Die Termination”を搭載し、消費電力と発熱が抑えられ、実装する際の部品点数の削減も可能という。容量は128Mbit(16MB)。電源電圧はVDDが2.5V、VDDQが1.8V。リフレッシュサイクルは4K/32ミリ秒。CASレイテンシーは6で、バースト長は4。パッケージは144ボールのFBGA(Fine pitch Ball Grid Array)。

同社では、256Mbit製品や16bitI/O製品の開発も検討しているという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン