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デルコンピュータ、B.T.O.対応・Gigabit Ethernet搭載の企業向けノート『Latitude D600』を発売

2003年03月12日 19時01分更新

文● 編集部 内田泰仁

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デルコンピュータ(株)は12日、B.T.O.に対応した企業向けノートパソコン“Latitude”の新シリーズで、インテルが同日に正式発表したモバイルパソコン向けアーキテクチャー“Centrino”を搭載する『Latitude D600』の販売を、13日に同社の直販サイト“オンライン・ストア”などで開始すると発表した。

『Latitude D600』

『Latitude D600』は、従来モデルである“Latitude C”シリーズの後継で、新シリーズの追加(メジャーモデルチェンジ)は、1997年以来となる。CPUはPentium M-1.30GHz~1.60GHz、チップセットはインテル855PM、無線LANユニットにインテル PRO/Wirelessネットワーク・コネクション802.11bを搭載する、“Centrino”アーキテクチャーのノートパソコン。メモリーはPC2100対応DDR SDRAMで最大搭載容量は1GB、HDDは最大60GB(Ultra ATA/100)搭載可能。ビデオチップはATI MOBILITY RADEON 9000(ビデオメモリー32MB)を採用している。液晶ディスプレーは14.1インチで、表示解像度はPentium M-1.30GHzを選択した場合は1024×768ドット、Pentium M-1.40および1.60GHzの場合は1400×1050ドットとなる。

光ディスクドライブ用のスロットは着脱式の“モジュラーベイ”が採用されており、FDD、CD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブ、CD-R/RWドライブ、DVD-ROM&CD-R/RWドライブが選択および装着可能。ネットワーク機能は、IEEE802.11b対応の無線LANのほか、V.92対応の56kbpsファクスモデム、10/100/1000BASE-T有線LANを搭載する。バッテリー駆動時間は3~4時間。

筐体のデザインも一新されており、ムーンライトシルバーの本体色を基調に、イオンシルバーのアクセントが施されている。本体の材質は、液晶ディスプレー背面はアルミニウム製、本体内側はマグネシウム合金。また、『Latitude D600』および今後登場する予定のLatitude Dシリーズでは、モジュラーベイに装着するドライブ類、ドッキングポート(Dシリーズでは、ドッキングポートも新デザインに変更され、本体底面のコネクターに接続する“ボトムドッキング”になっている)、電源アダプターやバッテリーなどは共通のものが利用できるという。本体サイズは幅314.8×奥行き256.5×高さ30.8mm、重量は最小構成時で2.2kg。

価格は、CPUにPentium M-1.30GHz、チップセットがインテル855PM、インテル PRO/Wirelessネットワーク・コネクション802.11b、メモリー128MB、20GBのHDD、14.1インチ液晶ディスプレー(1024×768ドット表示)、24倍速CD-ROMドライブ、6セル標準リチウムイオンバッテリ、Windows XP Professional SP1、24時間プレミアム電話サポート、3年間翌営業日対応オンサイト保守サービス、3年間標準Complete Care(コンプリートケア)の構成で19万9000円。この構成を、CPUをPentium M-1.60GHzに、メモリーを1GB、HDDを60GB、液晶ディスプレーを14.1インチ1400×1050ドット表示に、光ディスクドライブを8倍速DVD/24倍速CD-RWコンボドライブにそれぞれ変更した場合の価格は39万5000円。

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