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ソリトンシステムズ、統合ネットワーク管理ソフト『e-Care』の最新版の出荷を開始

2003年03月12日 00時42分更新

文● 編集部

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(株)ソリトンシステムズは10日、統合ネットワーク管理ソフト『e-Care』のV3.0の出荷を同日付けで開始すると発表した。『e-Care』は、マルチベンダー環境で、ネットワークやサーバーの監視などのシステム管理、パソコンやプリンターなどネットワーク機器の資産情報管理を行なうための統合ネットワーク管理ソフトで、管理台帳の自動化、障害発生通知、ファイル配信機能によるアプリケーションの一斉自動配信などの機能を搭載する。最新版となるV3.0では、パソコンのライセンス監査対策やセキュリティー対策のための資産管理機能を強化したほか、UPS(無停電電源装置)の管理に対応したのが特徴。

資産管理機能では、あらかじめ指定したソフトのインストール数を定期的にチェックする機能を搭載し、設定値を超過すると管理者に通知することができる。ソフトの検索機能では、指定した条件に当てはまらない“NOT検索”と、ソフトデータベース一覧のレジストリによる検索で指定する文字列に、指定文字列を含むという曖昧検索“ファジー検索”が追加された。UPS管理機能では、SNMP対応機器のノード画面にUPS管理者用タブが表示され、状態を把握できるほか、UPSからのTRAPを受信し、管理者に通知することも可能。

対応環境は、管理用サーバーがWindows NT 4.0 Server(SP5~6a)/2000 Server(SP1~3)で、資産管理対象となるパソコンのOSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP。監視対象となるWindowsサーバーはWindows NT 4.0 Server(SP3~6a)/Windows 2000 Serverファミリー(SP1~3)などで、UNIX/LinuxサーバーはSolaris 2.6/7/8、HP-UX 10.20/11.0のほか、Red Hat Linux 7.1/7.2(Kernel 2.4.x)。

価格はメディア&マニュアルパックが2万円、Managerライセンスが2000クライアントまで45万円、パソコン管理用のWindows Agentライセンスが5000円、Windowsサーバー監視用のWindows Server Agentのライセンスが7万円、UNIX/Linuxサーバー監視用のUNIX Server Agentが10万円、SNMP機器監視用の50ノードライセンスが5万円など。同時にウェブサイトで評価版の提供も開始する。

同社では第3四半期に、IT資産のライフサイクル管理機能を搭載した次期バージョンをリリースするとしている。

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