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日本IBM、ノーツの環境をどこからでも利用できる“Lotus iNotes on demand”の販売を開始

2003年03月11日 22時46分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は11日、インターネットを利用してどこからでもグループウェア『Lotus Notes /Domino 6』ベースのメールやスケジューラーを利用できるサービス“iNotes on demand”シリーズの販売を同日付けで開始すると発表した。中堅企業向けのソリューションサービス“IBM 新Start Now ソリューション”のメニューとして提供する。導入費用は100ユーザーの場合で約63万円。

“iNotes on demand”シリーズは、同社が独自開発したソリューションで、ノーツの環境をすぐに導入し利用できることを目指したソフトとサービスのパッケージ。支援ガイド『iNotes サーバー・セットアップ支援キット』や『iNotes ユーザーズガイド』が標準で付属する。『iNotes』は、ウェブを利用してノーツの機能を利用するための製品で、個人ポータルを標準搭載するほか、電子メール/日本向けのカレンダーやグループスケジュール、外出先でも営業支援システムなどドミノで開発したアプリケーションをオフラインで利用できる機能などを搭載するのが特徴。XMLにも対応する。また、iNotes on demandシリーズの上位パッケージには、チャットやウェブビデオ会議、在席表示などをウェブブラウザーで行なえるロータスのコラボレーションソフト『Sametime』も提供する。対応するサーバーOSは、Windows NT/2000、Solaris、AIX、OS/400で、クライアントはInternet Explorerが利用できるパソコン。

500ユーザーの場合の価格は、『iNotes Messaging』(メール/カレンダー/グループスケジュール/個人ポータル)が5520円、『iNotes Messaging』+『Sametime』が9840円、アプリケーション利用機能を追加する『iNotes Collaboration』が7120円、『iNotes Collaboration』+『Sametime』が1万1120円。

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