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アットネットホーム、“@NetHome. ビジネスカンファレンス2003”を開催

2003年03月11日 19時45分更新

文● 編集部 栗山博行

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アットネットホーム(株)は11日、千代田区丸の内の東京国際フォーラム(展示ホール)において、ケーブルTV事業者や報道関係者を対象にしたケーブルTV専門イベント“@NetHome. ビジネスカンファレンス2003”を開催した。

このイベントでは、アットネットホームが提供するコンテンツやサービスの展示やデモを始め、今後のケーブルTVビジネスに関し、ADSLとの差別化についてのマネージメントセッションや、ケーブルTV事業者が取り得るOver 100Mbpsの高速化技術に関するテクニカルセッションなどが行なわれた。

アットネットホーム(株)代表取締役社長 廣瀬禎彦氏

ゼネラルセッションに登場した同社代表取締役社長 廣瀬禎彦氏は、「地上波デジタル放送の話題やADSLの普及速度など“となりの芝生はきれいに見える”と言うが、われわれにあってほかの事業者にはないものがある。ケーブルTVは通信とテレビの両面を持ち、テレビの配信経路がそのままインターネットの通信経路になっている。放送と通信の融合による新しいテレビ事業機会が見込める」と発言し、同氏が先日イギリスで経験したデジタル放送サービスについて「数年前は使い物にならないと思っていたデジタル放送サービスだが、イギリスでは番組プロダクションと配信事業者が密着して相互に影響を与え、見違えるようなものになっていた。このような関係は、垂直統合型の国内のテレビ局より、水平協業型のケーブルTV事業者に向いている。こうした可能性を発掘するのがわれわれの仕事だと思っている」と述べた。

C@BLE TALK(ケーブル トーク)のデモンストレーションVoD(ビデオオンデマンド)配信のデモ。右からMPEG-2(2Mbps)、MPEG-4(1.5Mbps)、MPEG-2(20Mbps、ハイビジョン)で配信していた

展示会では、同社の人気コンテンツである教育系&ゲーム系コンテンツなどの展示を始め、4月にサービスの提供を開始する予定のIP電話サービス“C@BLE TALK(ケーブル トーク)”や、今後の普及が期待されるMPEG-4対応セットトップボックスによるVoD(ビデオオンデマンド)配信のデモンストレーションなどが行なわれた。

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