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セイコーエプソン、Bluetooth搭載マイクロロボット『ムッシュII-P』を開発――“ROBODEX”ではロボットシアターを上演

2003年03月10日 19時51分更新

文● 編集部

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セイコーエプソン(株)は10日、マイクロロボット『ムッシュ』をベースに、超薄型の超音波モーターと省エネ型のBluetoothモジュールを搭載したプロトタイプのマイクロロボット『ムッシュII-P』を開発したと発表した。これは同社のマイクロエレクトロニクス技術のアピールと要素技術の応用の可能性を探るために開発したもので、4月3日から6日までパシフィコ横浜で開催される“ROBODEX2003”に出展する。

『ムッシュII-P』
『ムッシュII-P』

『ムッシュII-P(ツー・ピー)』は、超薄型マイクロアクチュエーター(超薄型超音波モーター)を利用して左右の車輪を独立して駆動できるほか、省エネ型のBluetoothモジュールを利用して複数台を制御できるのが特徴。同社がこれまでに開発してきた体積が1cm3の超小型ロボット『ムッシュ』(1993年)から始まる“EMRoS(EPSON Micro Robot System)”シリーズと比べて、高速での長時間駆動や、自由な制御が可能となったという。

『ムッシュII-P』は、制御なしでは毎秒約150mm、制御時でも毎秒約70mmと高速な移動が行なえ、電源となる空気亜鉛電池(1.4V×3/直列)で5時間の長時間駆動が可能。動作電圧はCPUとBluetoothが2.0V、超音波モーターが2.2V。本体の体積は約7.8ml(cc)で、総重量は約12.5g(超音波モーターを含む内蔵部は約5.5g、電池3個は約4.3g、外装が約2.5g)。プロトタイプのため、一般への販売は行なわない。

マイクロシアターのイメージ
マイクロシアターのイメージ

同社では“ROBODEX2003”において、『ムッシュII-P』の特徴をアピールするために、モーリス・ベジャールに師事し、近年国内外で話題の公演を数多く手がけているバレエ振り付け家の金森穣(かなもりじょう)氏に演出と振付を依頼したほか、舞台美術、照明、音響に日本の第一線で活躍中のアーティストを起用し、世界最小の本格的ロボットシアターを上演するとしている。

金森穣氏
バレエ振り付け家の金森穣氏

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