日本電気(株)は7日、インターネット総合サービス“BIGLOBE”において、ウェブサイトを訪れたユーザーの“閲覧遷移”や、サイト外に出ていった“離脱数”、リンク元情報など、マーケティングに利用できる情報を提供するサービス“Webサイト動線分析サービス”を“SiteTracer 動線くん”として開発、同日付けで提供を開始すると発表した。
これは、企業のマーケティングを総合的に支援する“BIGLOBEマーケティング支援サービス”に追加されるもので、マーケティング部門やウェブサイトの運営部門がターゲット。分析にはアクセスログを利用するため、ウェブサイトの各ページに集計用のHTMLを記述するといった作業が必要なく、入口/出口/経由ページを指定すれば特定ページ間の閲覧状況を調べることも可能。ページ閲覧遷移の計測方法には、ページ間の戻りや巡回する閲覧パターンを取り除き、“最短距離”のパターンに集約する仕組みを採用しており、計測結果に同一ページや同一ルートばかりが出てくるといったことがなく、効率的で質の高い分析結果が得られるとしている。
料金は、分析対象期間が30日間、対象ページ数が100ページで、1日のアクセス数が1万ページビューの場合、47万円から。