●【明るく鮮やかな液晶】 輝度250cd/m2、コントラスト比330:1の自社製液晶パネルを搭載。解像度は1024×768ドット。/●【本体色はメタリックな質感のブラック】 液晶周辺のフレーム部分とスタンドがやや光沢のあるメタリックブラック、スタンド正面の中心部と側面下半分は梨地加工のつや消しブラックのシックなデザイン。素材はプラスチックだが安っぽくない。 |
日本サムスン「SyncMaster 172T」レビュー(from アスキー PC Explorer、写真をクリックすると当該記事に移動します)。 |
「SyncMaster 152V」は、直販を主体とする日本サムスンの量販店向けモデル。液晶パネル背面に配線がない、スマートなインターフェイスのレイアウトが特徴的だ。
液晶パネルの表示領域は縦228×横340mmで、色味は鮮やかで明るく、動画再生とも相性が良さそう。ただし、テスト機のためか調整幅が狭く、長時間の視聴では眩しすぎるようにも感じた。テスト機では輝度とコントラストを最低にしても変化は確認しづらかったが、実機では改善済みとのこと。気になる人は、念のため店頭で確認してほしい。視野角は水平140度、垂直120度と、同クラスのものとしてはやや狭いが、気になるほどではない。色むらも目立たず、応答速度も問題ないレベルに仕上がっている。
スタンドの可動範囲は、前に5度、後ろに90度で、左右には動くスイベル機構はない。SyncMaster 172/152シリーズの特徴である「デュアルヒンジ機構」により、高さは約5cmの範囲で調整できる。なお、折りたためばVESA規格準拠のマウントを利用して壁掛けができるのも魅力の一つだ。
なお、本機には、カラーマッチング用ユーティリティ「Natural Color」が付属する。表示言語を英語と韓国語しか選べないのは改善の余地があるが、使い勝手はよかった(説明書は日本語版が付属)。
●【シンプルなOSDボタン】 液晶下には、右から「電源」「Menu」「Auto」「+」「-」「Exit」の6ボタンが並ぶ。「Auto」は、表示品質を一発で最適化する自動設定ボタンだ。 | ●【色味調整用ソフトが付属】 付属のユーティリティーソフト「Natural Color」を使えば、環境光に合わせたモニターの色味やプリンターとの色合わせなどを調整できる。 |
1ユーザーとして何よりうれしいのは、高級感のある外観にもかかわらず、実売で4万円を切る価格であることだ。コストダウンのため、入力端子がD-sub15ピンの1系統のみだが、2系統入力が必要なら、同型の直販モデル「SyncMaster 152T」(4万6 800円)という選択肢もある。
SyncMaster 152Vの主なスペック | |
製品名 | SyncMaster 152V |
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パネルサイズ | 15インチ |
最大表示解像度 | 1024×768ドット/XGA |
最大表示色数 | 約1600万色/フルカラー |
視野角 | 水平方向140度、垂直方向120度 |
最高輝度 | 250cd/m2 |
コントラスト比 | 330:1 |
応答速度 | 25ms |
入力端子 | D-sub15 |
入力系統 | 1系統(アナログ) |
電源 | 外付けACアダプタ |
サイズ | 357.5(W)×184.5(D)×297.7~346.7(H)mm |
重量 | 2.9kg |
付属品 | 電源ケーブル、ACアダプタ、ドライバCD-ROM、15ピンD-subケーブル |