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米リンクシス、IEEE 802.11a/IEEE 802.11gに対応した無線LAN製品を発表

2003年03月06日 22時57分更新

文● 編集部 阿蘇直樹

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米The Linksys Group(リンクシス)社は5日、無線LAN規格IEEE 802.11aとIEEE 802.11bおよびIEEE 802.11gのドラフト規格に対応した無線LAN製品“Wireless A+G”シリーズを発表した。

Wireless A+G PC Card(WPC55AG) Wireless A+G PCI Card(WMP55AG)
Wireless A+G PC Card(WPC55AG)Wireless A+G PCI Card(WMP55AG)
Wireless A+G Access Point(WAP55AG) Wireless A+G Broadband Router(WRT55AG)
Wireless A+G Access Point(WAP55AG)Wireless A+G Broadband Router(WRT55AG)

PCカード型の『Wireless A+G PC Card(WPC55AG)』は5日に発売されており、PCIカード型の『Wireless A+G PCI Card(WMP55AG)』と無線LANアクセスポイント『Wireless A+G Access Point(WAP55AG)』、無線LAN機能内蔵ブロードバンドルーター『Wireless A+G Broadband Router(WRT55AG)』は3月中の発売となる。価格はWireless A+G PC CardとWireless A+G PCI Cardがぞれぞれ99ドル(約1万2000円)。Wireless A+G Access PointとWireless A+G Broadband Routerの価格は未定。

5日に発売されたWireless A+G PC Card(WPC55AG)は、現在規格策定中の2.4GHz帯を利用した最大データ転送速度54Mbpsの無線LAN規格IEEE 802.11gのドラフトと、ホットスポットなどで用いられている、2.4GHz帯で最大11Mbpsの無線LAN規格IEEE 802.11b、および企業内などで用いられている、5GHz帯で最大54Mbpsの無線LAN規格IEEE 802.11aに対応している。また、すべての接続で152bit暗号化をサポートする。

リンクシスは、今回発表した4製品を利用することで、3種類の規格それぞれに対応した製品を個別に用意する場合と比べて、混乱が少なくなる、企業では投資削減につながる、モバイルユーザーが1枚のカードアダプターであらゆるワイアレスネットワークに接続可能になるといったメリットを挙げている。

なお、(株)リンクシス・ジャパンでは、上記4製品の日本での出荷時期は未定としている。

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