「BH7」。“440BX”時代に一世を風靡した「BH6」の後継か?と思ってしまうネーミングだ |
昨日発売されたAlbatronの「PX845PEV-800」に続き、“i845”ながらFSB800MHzへの対応をうたうマザーボード「BH7」がAbitから発売された。マニュアルにはFSB800MHzに関連した記述は一切ないが、Abitのウェブサイトの情報では冒頭に“Master of Over Clocking :FSB 800/DDR 400”の文字が。「PX845PEV-800」と同じく、オーバークロック機能により対応しているものと思われる。
拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DIMM×3。オレンジ色の基板と横に寝かされたIDEインターフェイスが目を引くが、この他変換チップを介しIDEインターフェイス1つと排他利用という形でSerial ATAインターフェイス1つをそなえている。Realtek製“RT8101L”チップによる10/100Base-TX対応イーサネット機能がオンボードとなっているほか、このところの流行でもあるS/PDIF端子をバックパネル部にそなえるが、1ポートのみという製品がほとんどである中2ポートとなっているのが特徴。
マニュアルには「FSB800MHz」の文字は一切なし |
マニュアルで紹介されているオーバークロック関連の機能の中で、具体的な内容が明らかにされているものは少なく、FSBが100MHz~250MHzまで、FSB/メモリクロック比が1:1か3:4(FSB400MHzの場合)もしくは1:1か4:5(FSB533MHzの場合)となっている。価格はTSUKUMO eX.で1万1799円と安価。
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