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NECとマイクロソフト、ウェブサイトのコンテンツ統合管理システム分野で協業

2003年03月04日 16時30分更新

文● 編集部

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日本電気(株)とマイクロソフト(株)は4日、映像や音声などのストリーミングコンテンツを含めた、ウェブサイトのコンテンツ統合管理システム分野で協業すると発表した。

今回の協業は、両社が2001年10月に締結した戦略的提携関係に基づくもので、リッチメディアコンテンツ統合管理システム『Content Management Server with StreamPro』を共同開発し、同日付けで販売を開始する。両社共同で提案活動を行なう20名体制のタスクチームを確立し、通信事業者やインターネットサービスプロバイダーに対しては、ライブ中継や映像・音声配信サービスでの利用を、製造業・流通サービス業や自治体・文教などのユーザーに対しては、イントラネットでの情報共有やeラーニング、顧客や住民向け情報提供サービス分野での利用を提案していく。価格は450万円からで、4月4日に提供を開始する予定。なお、両社の販売パートナーに対して、同製品を利用したシステム構築に関する教育サポートを実施する。

『Content Management Server with StreamPro』は、NECのストリーミングコンテンツ管理・配信システム『StreamPro(ストリームプロ)』とマイクロソフトのウェブコンテンツ統合管理システム『Microsoft Content Management Server 2002』を連携し、.NETに対応したリッチメディアコンテンツ統合管理システム。Microsoft Content Management Server 2002の管理メニューから、ウェブコンテンツと映像や音声などのストリーミングコンテンツの一元管理が可能となる。ウェブサイトで提供するすべてのコンテンツのリンク管理、有効期限管理などの自動化・効率化が可能なほか、認証されたユーザーのみ視聴可能なワンタイムURLでのコンテンツ提供などが可能となる。ストリーミングコンテンツ公開用のウェブページを作成するためのテンプレートが用意されており、データベースで管理されている定型的な情報(ジャンル/タイトル/出演者/発表年月日など)だけでなく、リッチなウェブコンテンツを使用することも可能となる。

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