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ソフトバンク、ヤフーの株式を一部売却――4万株で約816億円相当

2003年03月03日 20時59分更新

文● 編集部

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ソフトバンク(株)は3日、同日付けで開催した取締役会において、同社が保有するヤフー(株)の株式の一部売却を決議したと発表した。併せて全額出資子会社のソフトバンクBB(株)も同社の保有するヤフーの株式すべてを売却すると発表した。売却する株式数は、ソフトバンクが1万5000株で、ソフトバンクBBが2万5000株の計4万株。2月28日付けのヤフーの株式の終値である204万円で算出すると総売却代金は約816億円となる。

これにより同社が保有するヤフーの株式は19万7608株となり、保有比率は約42%になるが、実質支配力基準に基づいて引き続き連結子会社となるという。売却理由について、株式の分布状況の改善と流動性の向上を目的とするヤフーと同社の意向が一致したためとしている。また、ソフトバンクBBの株式売却については、自己資本の充実と財務基盤の強化を図るため、2月にソフトバンクが現物出資したもの。

同社は、単体で関係会社株式売却益として約300億円、連結では投資有価証券売却益として約780億円を計上することになるという。

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