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Zalmanの新作CPUクーラーが登場!またもユニークな構造?

2003年02月28日 20時46分更新

文● 水野

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パッケージ Zalman構造

 Zalmanから、新型CPUクーラー「CNPS7000」が登場した。同社お得意のフィンを束ねてベースを形成するという構造だが、大型のファンをヒートシンクの中に収納するという作りになっており、丁度Thermaltake「SuperOrb」などの円柱タイプCPUクーラーの巨大版という印象だ。



CNPS7000-CU 横から
マザーボードに取り付けた状態。マザーの上へも飛び出している点に注意。マザーとケースの組み合わせによっては干渉する場合もあり得る

 バリエーションはアルミと銅のハイブリッドの「CNPS7000-ALCU」と全銅の「CNPS7000-CU」の2種類。Pentium 4のほか“Athlon 64”用Socket754にも対応するとされているが、例によって未登場であるため実際に使用できるかどうかはまだ判らない。サイズは109(W)×109(D)×62(H)mmで、標準のリテンションをそのまま用いて取り付ける仕組みだが当然リテンションからは大きくはみ出してしまう。はみ出すのはファンが収まり大きく広がった上部であるため、コンデンサやメモリモジュールに干渉する可能性は意外に低そうだが、マザーボードによっては使用不能というケースも考えられる。
 また巨大な分重量もそれなり。パッケージによればハイブリッドタイプは450g、全銅タイプは773gと、同社製「CNPS6500A-Cu」の937gには及ばないものの相当の重量級である点も注意されたい。
 同社製クーラーではもはやお馴染みのファンコントローラも付属。ファン回転数は標準モードで2400rpm、標準モードで1350rpm。騒音値はそれぞれ25dB、20dBとなっている。価格はスーパーコムとコムサテライト3号店で「CNPS7000-ALCU」が4980円、「CNPS7000-CU」が5780円。



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