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ウルフラム、科学技術計算ソフト『Mathematica 4.2』のItanium対応Linux版を発表

2003年02月28日 18時29分更新

文● 編集部

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ウルフラム リサーチ アジア社は27日、科学技術計算の統合ソフト『Mathematica 4.2』のItanium対応Linux版を3月中旬に発売すると発表した。当初、日本電気(株)のハイエンドサーバー“Express 5800/1000”シリーズ向けに出荷する。

画面例
画面例

『Mathematica 4.2』は、数値計算、数式処理、グラフィック処理、独自言語によるソフトウェア開発などの機能を統合したパッケージで、Javaとの透過的な統合や、XML関連機能の強化、スタイルシートを含むHTML出力、統計機能の強化などが図られており、組み合せ論とグラフ理論のパッケージ『Combinatorica』、技術出版向けパッケージ『AuthorTools』が追加されている。Windows、Mac OS、UNIXに対応した日本語版は2002年9月に発表されている。64bitプロセッサー“Itanium”に対応したことにより、32bitプロセッサーに比べ、大規模で複雑な計算が行なえるとしている。

製品パッケージ
『Mathematica 4.2』

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