デジタルカメラなどで撮影した画像をインクジェットプリンタでプリントアウトする場合、使用する“用紙”にいくつかの選択肢があることはご存じの通り。なかでも“気に入った写真”や“飾る写真”となると、やはり写真用紙(光沢紙)を用いるのが一般的だろう。ただ、専用紙を使用する場合に最も気になるのがコストの問題ではないだろうか。印刷枚数が多いとなるとなおさらだ。そこで、製品のクオリティーが保たれ、しかも比較的安価な写真用紙があるとするなら試用してみる価値はあるはずだ。
「最高級写真光沢紙」をうたう“TRANS PHOTO PAPER(トランスフォトペーパー)”
長瀬産業(株)が発売する“TRANS PHOTO PAPER”(トランスフォトペーパー)は、販売価格の安さと品質の高さ、いわゆるコストパフォーマンスの良さを追求したインクジェットプリンター用の写真光沢紙である。 重層塗布技術、白地調整技術、色再現性技術といった3つの技術によって、超速乾、高耐水、優れた白地性、RC原紙による高光沢・平滑性を訴求しいる。安いからと言って、この製品はキャスト紙か？という疑問をお持ちの読者の方もいるかもしれないが、TRANS PHOTO PAPERはプリンターメーカー純正紙のPM写真用紙＜光沢＞やプロフォトペーパー等の高級写真用紙と同等のRC(レジンコート)原紙を用いた品質、仕上がり、手触りを実現している。
現在、販売されているトランスフォトペーパーは、L判(89mm×127mm)とA4(210mm×297mm)の2サイズで双方ともに(約)260μの「厚手」が用意されている。なお、L判には厚み(約)300μの「超厚手」も選択可能だ。
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| L判 厚手200枚 | L判 超厚手200枚 | A4 厚手100枚 |
注目の販売価格だが、L判(厚手)200枚パックで1780円(税別)となっており、1枚あたり8.9円とリズナーブルだ。さらに現在((3月1日現在)は「送料手数料無料のキャンペーン」を実施しているので、送料分500円を差し引いて考えると何と1枚6.5円になる。代引き手数料300円まで考慮すると１枚4.9円の計算となる。また、3月14日までは「TRANS PHOTO PAPER（トランスフォトペーパー）新発売記念キャンペーン第2弾!!」として、TRANS PHOTO PAPER(トランスフォトペーパー)購入者のなかから抽選で1名に、「キャノンインクジェットプリンター PIXUS950i」(定価／5万9800円）のプレゼント企画も実施中なので見逃せない(詳しくはこちらを参照)。
では、実際にトランスフォトペーパーを用いて印刷してみた。プリンタはエプソン製を使用。被写体は、近接撮影した猫とスクーターのメッキハンドルを選んでみた。ちなみに解像度は、前者から640×480、1600×1200の順に高精細となっている。印刷の結果、インクの吸収速度は十分に速く、特に乾燥時間を設定する必要性を感じなかった。また、用紙の「白さ」や用紙表面の光沢具合も満足できるレベルだ。以下、それぞれの写真は、トランスフォトペーパーに印刷した結果をデジタルカメラで撮影したものである。
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| 【印刷サンプル】元画像の解像度：640×480ドット「猫」 | 【印刷用紙アップ】元画像の解像度が低いが表現力は満足のレベル |
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| 【印刷サンプル】元画像の解像度：1600×1200ドット「スクーターのメッキハンドル」 | 【印刷用紙アップ】反射光の表現力は用紙の「白さ」で左右される。また、ハンドルグリップラバー(ゴム)の質感が良く出ている |
