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日本キャンドル、メインフレームLinuxの管理ツールを発売

2003年02月26日 17時55分更新

文● 編集部

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日本キャンドル(株)は、IBMのメインフレーム『IBM eserver zSeries』上で稼働するLinuxに対応した、システム監視ソリューション『OMEGAMON DE for Linux』を発売した。

『OMEGAMON DE for Linux』
『OMEGAMON DE for Linux』

『OMEGAMON DE for Linux』は、z/LinuxやTurbolinux Server 6 for zSeries and S/390、Red Hat Linux for S/390、SuSE Linux Enterprise Server 7 for S/390などに対応したシステム監視ソリューション。Linux上で監視プロセスを動作させ、ディスクのiノードやディスク使用率、ファイルシステム、システムのパフォーマンス、ネットワーク、プロセスなどを監視する。また、外部からも監視を行ない、システムの停止やパフォーマンスの低下が発生した場合に原因を分析し警告を行なうほか、システムの問題についてのレポートを生成する機能をもつ。

『OMEGAMON DE for Linux』の警告
警告発生画面。

『OMEGAMON DE for Linux』のインストールには、『IBM eserver zSeries』のストレージに100MB以上の空き容量が必要になる。また、監視クライアントにはInternet Explorer 4.0以降のWebブラウザが必要になる。

『OMEGAMON DE for Linux』の価格は、動作させるLinuxシステム数にかかわらず、プロセッサ数と利用環境に応じて決定される。開発環境として利用している場合、1プロセッサあたり129万3750円、実運用環境の場合、1プロセッサあたり247万5000円。なお、開発環境向けのライセンスと実運用環境向けのライセンスで、ソフトウェアの機能に違いはない。

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