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KDDIとDDIポケット、DDIポケット端末からのIPv6ネットワークアクセス実験を開始

2003年02月25日 19時05分更新

文● 編集部

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(株)ケイディーディーアイ研究所、ディーディーアイポケット(株)、ケイディーディーアイ(株)は25日、DDIポケットのインターネット接続サービス“PRIN”からのIPv6ネットワークアクセス実験を3月1日に開始すると発表した。期間は2004年3月末まで。

図1
IPv4ネットワーク経由のIPv6アクセス技術

KDDI研究所とKDDIは、2002年7月からau携帯電話のインターネット接続サービス“au.net(エーユードットネット)”からのIPv6ネットワークのアクセス実験を行なっており、今回のアクセス実験は、DDIポケットの通信端末を利用したIPv6アクセスの評価とIPv6の普及のために実施するもの。

図2
トンネリング技術

実験では、IPv4ベースで運用されている“PRIN”において、KDDIが“APNIC(Asia Pacific Network Information Centre)”から割り当てられているIPv6空間からユーザーにIPv6アドレスを配布し、トンネリング技術を利用して、KDDIのIPv6実験網に接続する。実験に参加するには“PRIN”の契約が必要(実験参加費は無料だが、データ通信料金とインターネット接続料金は別途必要)。

これに伴い、“au.net”からのIPv6アクセス実験も2004年3月末まで延長するとしている。

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