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【一足先に目撃!!】携帯電話『A5304T』でBREWアプリをダウンロード!

2003年02月22日 02時26分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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“製品レビュー”や“携帯24”、各雑誌にて掲載予定の話題の新製品を、ASCII24編集部、携帯24編集部が入手した直後に各部の写真で一足先にレポートする「写真で見る話題の新製品 【一足先に目撃!!】」。今回は2月21日に発売されたKDDIグループの携帯電話『A5304T』のファーストルックをお届けする。

開き 閉じ
今回が入手したのは『A5304T』の“カプリグリーン”。女性スタッフは3人中3人が「カエルみたいでカワイイ! 」と言っていた。二つに折った姿がカエルに似てる?


右側面 左側面
右側面左側面
左側面 左側面
ヒンジ側外部接続端子側
四側面から見た『A5304T』。右側面に付いている2つのキーを使うと、不在着信や新着メールの状況をサブディスプレーに表示したり、内蔵カメラを起動したりできる。ハンドストラップの穴は、右側面のヒンジ付近に付いていた


『C5001T』と大きさ比べ 『C5001T』と大きさ比べ
『C5001T』と大きさ比べ。ニュースリリースのスペックだと、『A5304T』は『C5001T』と同じ厚さ。実際に両端末を並べてみると、『A5304T』はアンテナのでっぱりがなくなったため、薄く感じる。『A5304T』のサイズは、幅49×奥行き24×高さ98mm。重量は約110g


メインメニュー 撮影シーン
メインメニュー内蔵カメラで撮影
内蔵カメラを起動し、動画を撮影。動画撮影では、1/2/3.3/6.6倍と、4段階のズームを設定できる。明るさも5段階の調整が可能だ。内蔵カメラの有効画素数は31万画素


BREWメニュー BREWメニュー
数字キーの左下にあるのは“アプリキー”。BREWメニューを呼び出すのに使う(次の写真に続く)“アプリキー”を押すと、ランチャーメニューが起動する。ソフトキーの左右を押すと、内蔵メモリに記録したBREWアプリケーションのタイトル画像が次々に表示される。写真は、(株)電通九州の“ちびまるこちゃん”をモチーフにした待ち受け画面アプリ。(C)M.S/S.P


ダウンロード1 ダウンロード2 ダウンロード3
ランチャーには、“BREWアプリカタログ”というメニューが標準で用意されている。これは、アプリサーバーに登録されているBREWアプリを新たにダウンロードするためのメニューだ(次の写真に続く)お目当てのBREWアプリをダウンロードするには、カテゴリー別のインデックスから探す(メニュー名は“メニューから探す”)か、キーワード検索をするか2つの方法がある。写真は“メニューから探す”を選択し、インデックスをダウンロードしているところ(次の写真に続く)カテゴリー別のインデックス。5つのカテゴリーが用意されている。例えば、先ほどの“ちびまるこちゃん”のアプリをダウンロードするには“待受/スクリーンセーバー”カテゴリーにアクセスすればよい。ちなみに“ゲーム”カテゴリーには、4つのサイトが登録されていた(2月21日現在)


ちびまるこダウンロード1 ちびまるこダウンロード2 ちびまるこダウンロード3
前出の“ちびまるこちゃん”のBREWアプリをダウンロードしてみた。キャラクターが3DCGで動く。価格は、配信サイト“さくらももこワールド”全体で月額315円。(C)M.S/S.P



携帯コンテンツ開発者によるファーストインプレッション

末広のスタッフ
左から田中氏、清水氏。代表作は“Field Dungeon”シリーズ。先日『Field Dungeon side effect』の特別ステージを公開したばかり

携帯電話向けJavaアプリケーションの黎明期から開発に携わっている(有)末広の田中晋氏と清水和枝氏に、BREWアプリケーションのファーストインプレッションを聞いた。



  • 端末側にダウンロードしたBREWアプリのリストが、テキストではなく、タイトル画面風のグラフィックで表示されるのがいいですね。眺めるだけでも楽しいと思います(田中氏)
  • BREWアプリをダウンロードできるゲーム系サイトが4つしかありませんが(2月21日現在)、欲を言うと、端末発売日当日からもっと揃えて欲しかったですね。これから増えていくのでしょうが、日頃“ezplus”でJavaアプリを遊んでいるユーザーからすると、このボリュームはちょっと物足りないでしょう(清水氏)
  • 特に、BREWアプリの動作の速さには魅力を感じます。例えば150KB弱のゲームアプリが、30秒足らずでダウンロードから起動までできました。今遊べるBREWアプリはKDDIの審査を通過したものだけですが、コンテストなど単発の企画であっても、一般のクリエーターが参加できる何らかの仕掛けがあると盛り上がるでしょうね(田中氏)
  • コンテンツ開発会社の立場からすると、BREWかJavaか、どちらのプラットフォームに力を注ぐか悩ましいですね。KDDIグループの戦略を詳しく知りたいです(清水氏)

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