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東芝とハギワラシスコム、フラッシュディスクとメモリーカード事業で合弁会社を設立

2003年02月20日 23時24分更新

文● 編集部

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(株)東芝と(株)ハギワラシスコムは19日、フラッシュディスクと半導体カード事業を行なう合弁会社の設立について同日付けで基本合意したと発表した。新会社は、東芝が製造するNAND型フラッシュメモリーをベースとした応用製品の企画と販売促進を行ない、当初は産業用途向けに事業展開を行なう。資本金は9800万円で、出資比率は、東芝が50%、ハギワラが50%。4月末日までに設立する予定。社名と代表者は未定で、本社は愛知県名古屋市に置く。従業員数は約10名(設立時)。

新会社は、NAND型フラッシュディスクドライブ(NFD)や、組み込み用のドライブオンモジュール(DOM)などの応用製品の企画/販売促進を中心とした事業を行なうとしており、将来的には、フラッシュメモリーにほかの機能を複合させた新たなカード型製品についても検討する。初年度25億円、2005年度に100億円超の売上を目指すとしている。

今回の合意は、メモリー事業の市場拡大でNAND型フラッシュメモリーを利用した新規商品の開発を行なうパートナーを探していた東芝と、NAND型フラッシュメモリーを利用した新規商品開発による事業拡大を計画していたハギワラシスコムの意図が一致したことによるものという。

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