(株)ハイホー・マーケティングサービスは18日、コピーガード付き音楽CDに対する生活者の意識調査の結果を発表した。これは1月15日から28日までインターネットで公開型アンケート調査を実施したもので、回答者は3884人(男性37.2%、女性62.8%)。
調査項目は、- 普段音楽を聴くか
- 音楽の入手方法
- コピーガード付きCDの認知度
- コピーガード付きCDの売上の予測
- コピーガード付きCDの売上増減理由
の5つ。
それによると、“ほぼ毎日聴く”が51.6%で、週1回以上音楽に接するのが84.5%。50代以下ではほぼ毎日聴く割合が高く、10代では70%以上がほぼ毎日聴くと回答している。コピーガード付きCDについては、“大体知っている”と“よく知っている”を合わせると85.7%となり、若い世代での認知度が高いという。
コピーガード付きCDの売上の予測では、“少し減ると思う”と“かなり減ると思う”の合計が36.4%で、“少し増える”“かなり増える”の合計の27.6%を上回った。減る理由については、「自分のオリジナル編集や用途による使い分けが出来なくなる、自分だけの楽しみが出来なくなるから」「コピーできないことに不便を感じるから」と考える人が多いという。
増える理由については「コピーできないから」「本当に欲しい人やCDで聴きたいと思う人は買うと思う」が挙げられているが、コピーできない不便さを訴える人の多いことが分かるという。
なお、同社は松下電器産業(株)の100%出資のマーケティングサービス会社で、今回の調査結果はホームページで無料で閲覧できる。