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キヤノン、オフィス機器の新ブランドネーム“Satera”を発表

2003年02月05日 21時38分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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キヤノン(株)およびキヤノン販売(株)は5日、オフィス機器向けのミドルレンジ製品群を総称する新ブランド“Satera(サテラ)”を発表、都内で記者会見を開催した。Sateraの第1弾製品としてカラーレーザープリンター『LBP-2410』を2月下旬に発売することが同日発表されている。

新ロゴ
Sateraのロゴ。記者会見で配布されたパンフレットより

記者会見には、キヤノン販売(株)の代表取締役社長の村瀬治男氏、同社取締役 ビジネスソリューションカンパニープレジデントの土門敬二氏、キヤノン(株)の取締役 映像事務機事業本部長の相馬郁夫氏が壇上に立ち、新ブランドの意義や販売戦略を説明した。

出席者
記者会見に出席したキヤノン販売の代表取締役社長の村瀬治男氏(左)、取締役 ビジネスソリューションカンパニープレジデントの土門敬二氏(中央)、キヤノンの取締役 映像事務機事業本部長の相馬郁夫氏(右)

最初に村瀬氏が、「オフィスワークの中で、インプットからアウトプットまで用途に応じた製品群を揃え、ソリューションの提案ができるのがキヤノンの強み。その背景には豊富なハードウェア商品がある。特に最近は顧客の視点に立って、明快な製品展開を図ることが重要」「キヤノンでは従来からのブランドとして、個人や家庭向けの“PIXUS”、企業向け製品として“Color image RUNNER”があるが、今回発表する“Satera”はそれらの中間にあたる。特定製品や特定技術を指すものではなく、LBP(レーザープリンター)やMFP(複合機)、BJ(インクジェットプリンター)を含む多彩な商品群の総称として展開していく」と述べた。Sateraの語源については「(衛星を意味する)サテライトが語源で、ユーザーを中心に据えて、その周囲をキヤノンのプリンターや複合機が取り巻くことをイメージしている。と同時に、“Super Advanced Technology in new ERA(新時代の卓越した新技術)”の頭文字を取った造語でもある」としている。

矢田さんパンフ1 矢田さんパンフ2
矢田亜希子さんを起用したパンフレット。Sateraブランドを説明するもの同じく新しいパンフレットの表紙。こちらはLBP-2410のもの

次に、Satera製品群の販売を担当するビジネスソリューションカンパニー プレジデントの土門氏が「MFPもLBPでもカラー化が急速に進んでいると実感している。Sateraのある製品群で中心となる製品はLBPだが、あえて既存の“LASER SHOT”ではなく新しいSateraブランドを立ち上げたのは、顧客のニーズに応じて、BJやMFPなどの製品も提案・展開していくため。今回Sateraブランドと同時に発表したカラーレーザープリンターLBP-2410は業界の“カラーシフト”の推進役、シェアNo.1獲得のための起爆剤になる」と強い意気込みを見せた。販売目標はLBP-2410だけで月2000台、Sateraシリーズ全体で5000台としている。また、Sateraのイメージキャラクターとしてタレントの矢田亜希子さんを起用、「彼女の清楚なイメージとあいまって、顧客から安心して指名していただけるものと期待している」(土門氏)と述べた。矢田亜希子さんを起用したCMは3月後半から放映が始まるとのこと。

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