Supermicroから、“E7505”マザー「X5DAL-G」が発売された。同社の“E7505”マザーとしては「X5DA8」「X5DAE」に続くもので3番目となるが、前作2製品とは設計が全く異なっている。
最大の特徴は、基板の横幅が大きく縮められており、Extended ATXフォームファクタだった「X5DA8」「X5DAE」に対しATXフォームファクタに収まっていること。依然としてSSI EPS12V電源が必要であるというハードルはあるものの、ポピュラーなミドルタワーケースにも搭載できるというのは大きなメリットといえるだろう。
拡張スロットはAGP Pro×1、64bit 133MHz PCI-X×1、64bit 100MHz PCI-X×1、32bit 33MHz PCI×2、DIMM×4。アンバッファードとレジスタード、両方のDDR SDRAMに対応し、最大メモリ容量は8GB。オンボードデバイスはIntel製“82545EM”チップによるギガビットイーサネット機能のみだが、基板最下部を見るとSerial ATA用と見られる空きパターンがチップ2個/インターフェイス4ポート分用意されている。Serial ATAインターフェイスを4ポート備えるマザーは未だ登場しておらず注目されるが、同社製“E7505”マザー共通となっているマニュアルにはSerial ATA搭載バージョンの記載はない。価格はぷらっとホームで6万6800円。
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