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ナナオ、キャリブレーション対応の液晶ディスプレー『ColorEdge CG21』など2製品を発売

2003年02月05日 19時59分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは5日、DTP/プリプレスなどのグラフィックス用途向けにキャリブレーションソフト『EIZO ColorNavigator』が付属する新シリーズの液晶ディスプレー“ColorEdge(カラーエッジ)”として、21.3インチの『EIZO ColorEdge CG21』と、18.1インチの『EIZO ColorEdge CG18』の2製品を発表した。発売はCG21が5月中旬で、CG18が4月中旬。価格はオープンで、編集部による予想販売価格はCG21が45万円前後、CG18が30万円前後。

『EIZO ColorEdge』
『EIZO ColorEdge CG18』“セレーングレイ”(左)と『EIZO ColorEdge CG21』“ブラック”(右)

『EIZO ColorEdge CG21』は、低色度変化タイプのカラーTFT液晶パネルを搭載したディスプレー。画素ピッチは0.270mm。輝度は250cd/m2、コントラスト比は400:1、視野角が上下/左右170度で、応答速度は50ミリ秒。推奨解像度は1600×1200ドット(10億6433万色中1677万色表示)となっている。表示階調は1021階調中256階調。水平同期周波数はアナログが24k~94kHz、デジタルが31k~76kHz。垂直同期周波数はアナログが48~86Hz、デジタルが59~61Hz。システム起動後に短時間で輝度を安定させる“輝度ドリフト補正機能(自動)を搭載する。また、工場出荷時に1台ごとにガンマ値を測定し、正確なガンマ値(2.2)に設定したうえで出荷するという。キャリブレーションに対応するセンサーはスイスのGretagMacbeth社製『i1(アイワン)』で、対応OSはMac OS X、Windows XP/2000。

インターフェースはアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-I29ピン)を装備する。USB 1.1対応のアップストリームポート×1を装備する。電源はAC100V~120V、200V~240Vで、消費電力は60W(節電時3W以下)。本体サイズは幅472×奥行き208.5×高さ459mm(スタンド含む)、重量は10.2kg。チルトは上40度/下0度、スウィーベルは左右70度。VESAフリーマウント(100×100mm)に対応するほか、盗難防止用セーフティーロック取り付け穴も装備する。キャビネットの色は“セレーングレイ”(CG21)とブラック(CG21-BK)の2種類を用意する。オプションとして、保護パネル『FP-901』(価格は1万3500円)や、遮光フード(価格/発売日未定)を用意する。

『EIZO ColorEdge CG18』は、画素ピッチが0.2805mmで、応答速度が400ミリ秒の18.1インチTFT液晶パネルを搭載したモデル。推奨解像度は1280×1024ドット(10億6433万色中1677万色表示/1021階調中256階調)。水平同期周波数はアナログが27k~82kHz、デジタルが27k~64kHz。垂直同期周波数はアナログが50~85Hz、デジタルが59~61Hz。インターフェースはアナログRGB(ミニD-sub15ピン)とデジタル(DVI-I29ピン)。USB 1.1対応のアップストリームポート×1とダウンストリームポート×4を装備する。本体サイズは幅399×奥行き203×高さ404mm(スタンド含む)、重量は8.0kg。VESAフリーマウント(100×100mm)に対応するほか、盗難防止用セーフティーロック取り付け穴も装備する。キャビネットの色は“セレーングレイ”(CG18)とブラック(CG18-BK)の2種類を用意する。

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