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日本IBM、ワークフロー機能を強化した『WebSphere Application Server Enterprise V5.0』を発売

2003年02月05日 19時26分更新

文● 編集部 高橋洋子

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日本アイ・ビー・エム(株)は5日、大規模なウェブアプリケーションを開発/統合するためのワークフロー機能を強化した『WebSphere(ウェブスフィア) Application Server Enterprise V5.0』や、統合開発ツール『WebSphere Studio Application Developer Integration Edition for Linux and Windows, V5.0』(WSAD IE V5)などの出荷を21日から順次開始すると発表した。

『WebSphere Application Server(WAS) Enterprise V5.0』は、WAS V5.0ファミリーの最上位製品。WSAD IE V5を利用して各システム間のデータのやり取りをビジュアルに定義すれば、既存のシステム資産を生かした新しいアプリケーションの開発を容易に行なえる。また、J2EEには含まれないエンタープライズ用の機能も搭載し、1つのトランザクションを複数の並列処理として実行できる“非同期ビーンズ機能”や、アプリケーションが開始/停止した時に自動的に実行される処理を定義できる“スタートアップ・ビーンズ機能”に対応する。

ラインアップは“Multiplatform”と“zSeries”の2製品。 サポートするOSは、Windows NT Server 4.0(SP6a)/2000 Server/2000 Advanced Server(SP3以降)、Solaris 8(メンテナンスレベルが2002年7月以降のもの)、AIX 4.3.3(4330-10推奨メンテナンスパッケージ)/5.1(5100-02推奨メンテナンスパッケージ以降)、Red Hat Linux Advanced Server V2.1/SuSE Linux V7.3など。

WSAD IE V5は、WSAD V5にメインフレームとの接続部分の開発用コネクターなどエンタープライズシステムへの接続部品を追加した製品。価格は84万300円で、21日にダウンロード版、3月14日にパッケージ版の出荷を開始する。 また、WSAD IE V5の機能に加えて、リソースをホストに置いたままメインフレームのアプリケーション開発が行なえる『WebSphere Studio Enterprise Developer V5.0』もラインアップする。価格は104万1400円で、28日にダウンロード版、3月21日にパッケージ版の出荷を開始する。

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