このページの本文へ

レッドハット、東芝製マイクロプロセッサ“MeP”対応開発ツールをリリース

2003年02月03日 14時41分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

レッドハット(株)は、オープンソースの組み込み開発環境『GNUPro』を(株)東芝のプロセッサコア“Media Embedded Procesor”(MeP)に対応させたことを発表した。

MePは、32ビットRISCアーキテクチャをベースにしたプロセッサコアで、必要に応じて命令セットや周辺機器コントローラなどをユーザーが自由に追加することができる。これまでに高度交通システム向けの画像認識LSIやMPEG2デコーダなどが開発されている。ソフトウェア開発環境はレッドハット(株)が提供し、ハードウェアデバッガは(株)ソフィアシステムズが提供する。

新たに発表されたMeP対応の『GNUPro』は、MePカスタマイズのための設定ツールや、DSPユニットのサポート、gccやg++の最適化などといった機能強化がなされている。同製品のダウンロードには、東芝が運営するMePポータルサイト“MeP@SoCiation”への無料登録が必要になる。また、『GNUPro』のカスタマイズはレッドハット(株)とのサポート契約を結ぶ必要がある。

カテゴリートップへ