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CAMEDIA C-5050ZOOM

CAMEDIA C-5050ZOOM

2003年02月03日 00時02分更新

文● 行正 和義

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CAMEDIA C-5050ZOOM

オリンパス光学工業

12万8000円

「CAMEDIA C-5050ZOOM」は、F1.8という明るいレンズとアングル可変液晶モニタを搭載しつつもコンパクトなボディに収まった高機能な500万画素機だ。

E-20を小型化したようなボディ

前面
写真1 開放絞り値F1.8の明るいレンズが特徴的。前面から見るとあまりC-x0x0シリーズと変わらないデザインに収まっている。
CAMEDIA C-4040ZOOM CAMEDIA E-20
写真A CAMEDIA C-4040ZOOMレビュー。写真をクリックすると当該記事に移動します。写真B CAMEDIA E-20レビュー。
COOLPIX 5000 CAMEDIA C-300ZOOM
写真C ニコン「COOLPIX 5000」レビュー(ASCII24 Reviewオリジナル)。写真D CAMEDIA C-300ZOOMレビュー(ASCII24 Reviewオリジナル)。

 CAMEDIA C-5050ZOOMは、名称のとおり一連の“CAMEDIA C-x0x0ZOOMシリーズ”(C-2040/C-3040/C-4040)シリーズの流れを汲むコンパクトボディに豊富な機能を搭載する。光学系は4040と同じく開放絞り値F1.8という明るいレンズが特徴で、撮像素子サイズは公表されていないものの、レンズ焦点距離がC-4040と同じであることから1.8インチであることが分かる。

 外観は4040と似たデザインであるものの、細かな改良が施されている。最も目に付くのは背面の液晶モニタが可変アングルとなった点で、同社の「CAMEDIA E-20」とほぼ同等の構造を採用し、モニタ部の上側を引くと約20度下を向き、さらに下側を引くと90度まで上を向く。ニコンの「COOLPIX 5000」やキヤノン「PowerShot G3」などのような最大270度のチルト&スイベル機構でははないため、自分撮りに使うことはできないが、可変アングル液晶で最も便利なのはウェストレベルにカメラを構えたり、超ローアングルでもフレーミングできる点であることを考えれば、この機構はかなり重宝する。



背面
写真2 液晶モニタには撮影時ステータスを表示(撮影画面とオーバレイ)している。表示項目はある程度選択できるものの、ヒストグラム(左中段)まで表示すると画面中がステータスで一杯になる。

 また、背面右上には電子ダイヤルが装備された。キヤノンでもPowerShot G3から採用し、COOLPIX 5000などでも採用されている電子ダイヤルによる操作は、銀塩カメラでも一眼レフクラスでは多くの機種が搭載しているもので、ワンタッチで各種の操作が行えるのが魅力だ。電子ダイヤルの採用に伴ってメニューシステムも変更され、多くの機能が“あるボタンを押しながらダイヤルを回す”という操作になった。操作は液晶モニタに円形に表示されるメニュー項目がダイヤルの回転によってクルクルと回って各項目を選べるというもので、同社でも「CAMEDIA C-300ZOOM」から採用している操作系を進歩させたといった感じだ。しかし、フォーカスモードやセルフタイマ、フラッシュ発光モードなども同様の操作系になったのは、却ってわずらわしく感じる(特にセルフタイマはリモコン受信モードとOFFの3項目しかないため、ボタンを押すごとにモードが変わるトグル式のほうが手早く操作できるはず)。また、フォーカスモード選択メニューの中にマクロモードとスーパーマクロモード(3cmにフォーカス固定)、AF補助光のON/OFFが含まれ、フラッシュではスローシンクロ、先幕/後幕シンクロなどが含まれているものの、これらの設定項目が上面のステータス表示液晶ではすべてを確認できず、背面の液晶モニタを見ながら操作する必要があるなど、やや使いにくい点も気になった。



上面 電池室&スロット
写真3 ホットシュー(外部フラッシュの取り付け金具)が新設された点が目新しい上面。C-4040と同様にラバー巻きされたレンズ鏡胴部はホールドしやすい。写真4 本体下部から電池を、側面から記録メディアを挿入するのは従来機と同様だが、記録メディアは2スロットとなり、前側にあるスロットにはスマートメディアかxD-Picture Cardを挿入できる。

 特に目新しい点ではないが、従来のC-x0x0シリーズでは記録媒体がスマートメディアだったのに対し、C-5050ではスマートメディア/xD-Picture Card/CF TypeIIの3メディアに対応する。メーカーでは「デュアルスロット」と呼んでおり、これはスマートメディアとxD-Picture Cardが1つのスロットを排他利用するためだ。スマートメディアとxD-Picture Cardは電気的には同一の仕様であることから可能な仕組みだが、富士写真フイルムの“FinePixシリーズ”などではxD-Picture Cardへ完全に移行しようとしているなかで、スマートメディアも利用できるようにしてくれたのは従来からのCAMEDIAシリーズユーザーにとってはありがたいだろう。ようやく128MB以上のメディアが登場し始めたxD-Picture Cardであるが、価格がこなれてきた大容量CFを併用できるメリットも大きい。

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