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EMCジャパン、SAN対応ストレージ製品のエントリーモデル『CLARiX CX200』を販売

2003年01月28日 20時40分更新

文● 編集部

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イーエムシー ジャパン(株)は28日、ファイバーチャネルストレージアレイ製品“CLARiX CX”シリーズのエントリーモデル『CLARiX CX200』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は289万円から。対応OSはWindows NT 4.0/2000、Linux、NetWare。

『CLARiX CX200』
『CLARiX CX200』

『CLARiX CX200』は、2Gbpsのファイバーチャネルに対応したストレージアレイ製品。最大容量は4.4TB(テラバイト)。I/Oスループットは毎秒2万5000回。データ転送速度は毎秒200MB。上位モデル『CLARiX CX600/CX400』と共通のアーキテクチャー、コンポーネント、管理ソフトウェア、専用ストレージOS『FLARE』を採用しており、ストレージプロセッサーの交換だけで、データを移行せずに上位モデルへのアップグレードが可能になるという。

専用の管理ソフトウェアとして、ストレージ管理を行なう『Navisphere』、チャネルフェイルオーバーとインテリジェントパス管理を行なう『PowerPath』、セキュアーなサーバーアクセスを行なうための『Access Logix』を提供する。なお同社では、CX200の要件に適したNavisphereとPowerPathのカスタマイズ版として、1つのCX200システムを管理する『Navisphere Base』(複数のCLARiXアレイを管理する場合は完全版にアップグレードが可能)と、パスフェイルオーバー機能やロードバランシング機能、チャンネルの最適化機能を搭載した『PowerPath Base』(完全版へのアップグレードが可能)も併せて発表した。

なお、同製品は、従来の販売チャネルである(株)ITサービス、伊藤忠テクノサイエンス(株)、新日鉄ソリューションズ(株)に加えて、新たにキヤノン販売(株)と三井物産(株)を通じて販売される。また、デルコンピュータ(株)からは、2002年12月から『DELL | EMC CX200』として販売されている。

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