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カメラ映像機器工業会、“平成15年カメラ等品目別出荷見通し”を発表――デジカメと銀塩カメラの比率は2002年で逆転

2003年01月23日 22時20分更新

文● 編集部

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有限責任中間法人であるカメラ映像機器工業会(旧:日本写真機工業会)は22日、“平成15年カメラ等品目別出荷見通し”として、2002年の出荷実績と2003年の出荷見通しを発表した。

それによると、2002年のデジタルカメラの総出荷台数の実績は2455万1000台で、銀塩カメラが2366万台と、初めてデジタルカメラの出荷台数が銀塩カメラを上回った。デジタルカメラについては前年比66.4%増と大幅な伸びとなっている。銀塩カメラの内訳は、35mm以下の“FPカメラ”(フォーカルプレーンシャッターカメラ:主に一眼レフ)が339万台、35mm以下の“LSカメラ”(レンズシャッターカメラ:主にコンパクトカメラ)が2023万台、中大判カメラが3万4000台。なお、国内出荷分については、平成13年(2001年)から台数比が逆転しており、2002年実績はデジタルカメラが665万台、銀塩カメラが224万台と、すでに4分の3がデジタルカメラで占められている。

2003年の出荷見通しでは、デジタルカメラについては、多様化した製品が投入され、27.8%増の3145万台となるとしており、国内出荷分は、市場の成熟化から、17.4%増と伸び率が鈍化し、769万台と予想しているが、デジタルカメラの比率は80%を超えることになる。

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