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ナナオ、21.3インチ液晶ディスプレー『FlexScan L985EX』を発売

2003年01月22日 19時18分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは21日、21.3インチTFT液晶ディスプレー『FlexScan L985EX』を27日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は33万円前後。

『FlexScan L985EX』
『FlexScan L985EX』

『EIZO FlexScan L985EX』は、2000年9月に発表した19.6インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L771』の後継モデルに相当する。色度変位の低い“Dual domain-IPS”方式の液晶パネルを採用し、表示サイズ432×324mmで、輝度は250cd/m2、コントラスト比は400:1、視野角は上下左右とも170度。ドットピッチは0.270mm。応答速度は40ミリ秒。解像度は1600×1200ドットで1677万色表示に対応する。

インターフェースは、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-I29ピン)を装備し、入力信号に優先順位を付け、設定した信号を優先して表示する“機能”に対応する。水平同期周波数は、アナログが24.8k~94kHz、デジタルが31k~76kHz、垂直同期周波数は、アナログが49~86Hz、デジタルが59~61Hz。ガンマ補正や色空間変換などの機能を搭載しており、付属する画像調整/設定用ソフト『Screen Manager Pro for LCD』により、ガンマ補正では、パソコン本体とディスプレーのUSBポート(1.1対応/アップストリーム)を接続し、ガンマ値を1.4~3.0まで0.2単位で調整できるほか、光の3原色と加法色の計6色の色相/彩度を独立して調整できる。さらに、ほかのディスプレーの色特性や色空間のデータを入力することで、色再現性のエミュレーションも可能。また、表示する画面内容に適した状態に設定するための“FineContrast機能”も搭載する。

電源はAC100~120V/200~240V。電源変換効率を高めヒートシンク容積を小さくしたことで、電源ユニットは本体背面部に内蔵となっている。消費電力は60W(節電時3W以下)。本体のカラーは“セレーングレイ”と“ブラック”(L985EX-BK)の2種類を用意する。本体サイズは幅472×奥行き208.5×高さ472mm、重量は10.2kg。チルトは上40度、スウィーベルは左右70度。VESAフリーマウント(100×100mm)に対応する。

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