デュアルチャネルDDRに対応するAthlon系用チップセットとして注目を集める“nForce2”。すでに多くのベンダから搭載マザーボードが発売されているが、早くも搭載ベアボーンPCが発売された。以前より近日登場予定として噂に上っていた、Shuttleのキューブ型ベアボーンPC「SN41G2」だ。
マザーボードの型番は「FN41」。“nForce2”シリーズのうち、GeForce4 MX相当のグラフィックコアを内蔵した“IGP”と多機能South Bridge“MCP-T”を組み合わせた“nForce2-GT”を採用している。同チップセットを搭載したマザーボードは今月始めにLeadtek製品が、先週にMSI製品が発売されたばかり。単品販売はされていないものの、他のベンダを差し置いて「FN41」が3番目の“nForce2-GT”マザーとしてお目見えしたということになる。
バックパネル部を見ると、セカンダリVGA出力を標準で備えているのが大きな特徴。また多機能型の“MCP-T”ということで、IEEE1394ポートが前面×1/背面×2、S/PDIFが前面×1と充実したインターフェイスを持つ。拡張スロットはAGP×1、PCI×1、DIMM×2で、当然ながらデュアルチャネルDDRに対応。ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1。電源はACHME製で容量200W。コンパクトでパワフルなPCを作りたい向きには注目の製品といえよう。価格はコムサテライト3号店で4万9780円、高速電脳で4万9800円。
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