“GeForce4 MX440 SE”搭載チップでは、おそらく初となるPCI版のビデオカードが玄人志向とアスクセレクトから発売されている。同じチップを搭載した2製品とはいえ、インターフェイスやメモリの種類に違いが見られる。
玄人志向「GF4M440SE-P64V」は、基板が紫色のPalit製と思われる製品。搭載メモリは、SDRAMの64MBでインターフェイスはVGA、S-Vido、Vido-Outとなっている。カード自体は、Low Profileサイズだが、付属品はドライバCDのみとなっており、専用ブラケットは同梱しない。価格はコムサテライト2号店で8580円となっている。
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GF4M440SE-P64V |
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VGA、S-Vido、Vido-Out |
一方のアスクセレクト「GW-Pro600TVSEPCI」は、赤い基板のGainward製を採用。搭載メモリは、前述の玄人志向と異なりDDR SDRAMの64MBでインターフェイスはVGA、Vido-Outとなる。こちらもLow Profileに対応したカードで、ドライバCDなどの他にブラケットやマニュアルが付属するのはうれしいところ。価格はコムサテライト2号店で1万480円で販売中。どちらも最新のPCIビデオカードとしては、安価な部類に入りAGPスッロットをもたない小型PCには丁度良い製品といえる。
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GW-Pro600TVSEPCI |
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VGA、Vido-Out |
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