データディレクトテクノロジーズ(株)は16日、『DataDirect jXTransformer』日本語版の出荷を27日に開始すると発表した。これはXMLとリレーショナル間のデータ変換を行なうソフトウェアコンポーネント。価格は70万円から。
『DataDirect jXTransformer』は、一度XMLコードを記述すれば、単一のインターフェース(データ接続API)により各種のデータベースにアクセスし、XMLデータの生成や更新が行なえるのが特徴で、データベースごとにリレーショナルオブジェクトやストアドプロシージャーを生成する必要がないという。また、jXTransformerクエリーはSQLクエリーを拡張したもので、SQL/XML/XQueryの最新標準をサポートしており、同一クエリーで複数のリレーショナルデータベースに対応したXMLアプリケーションを記述することも可能。クエリーを作成するためのツール『Query Builder GUIツール』も付属する。なお、データベースへのアクセスには同梱のドライバーソフト『DataDirect Connect for JDBC』を利用し、『DataDirect SequeLink JDBC』クライアントに対応したデータベースも利用できる。