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NTT Comなど5社のISP、ブロードバンド広告“ISPブロード・アド”を共同開発

2003年01月16日 20時57分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)、ニフティ(株)、日本電気(株)、松下電器産業(株)は16日、ISPによるブロードバンド広告配信サービス“ISPブロード・アド”を共同開発することで合意したと発表した。

これは、5社の運営するISPの会員が合計で1700万人を超え、ブロードバンド会員の合計でも200万人を超えることから、それらの会員を対象としたインターネット広告サービスを共同開発するもの。5社は、ブロードバンドの“高速性”と“常時接続性”を生かした新しいかたちの広告を提供するために、広告仕様を統一し、共同で企画開発を行なう。インターネット広告の販売代理店(メディア・レップ)である(株)サイバーウィング、(株)ハイホー・シーアンドエーも協力するという。

広告サービスとして予定しているのは、“各社ブロードバンド会員向けHTMLメールへの共通広告”、“各社トップページ共通リッチメディア・バナー広告”、“各社共通時間帯別/地域別リッチメディア・バナー広告”、“各社共通カテゴリ掲載ページへの動画ストリーム広告”など。動画ストリーム広告については、テレビCMの素材をインターネット配信できるように、業界標準の広告使用許諾情報管理システム“AdMission”などとの連動も図るとしている。2月から順次トライアルを開始し、3月に販売を開始する予定。広告配信管理と販売窓口はサイバーウィングが担当する。

2004年度の年間売り上げ目標は50億円で、5社は今後、ほかのISP各社にも参加を呼びかけ、規模の拡大を目指すとしている。

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