カノープスのTVチューナ/キャプチャカード「MTV」シリーズ。そのフラグシップモデルとなる新型「MTV3000W」の予約がTSUKUMO eX.で開始された。予価は5万4799円、発売日は2月14日(金)が予定されている。
最大の特徴は、TVチューナユニット(ソニー製)を2個搭載し裏番組の同時視聴を可能としている事。ただし音声出力および録画は1チャンネルのみとなる。3DY/C分離、3Dノイズリダクション、10Tapデジタルゴーストリデューサーといった機能は「MTV2000」からそのまま継承されており、加えて1チューナのみ使用する1番組視聴時には、これまでどちから一方のみだった3DY/C分離と3Dノイズリダクションを同時に利用できる“W3Dモード”を搭載している。
対応フォーマットはMPEG1/2。キャプチャ解像度は720×480ドット(Standard)/352×480ドット(Half)/352×240ドット(SIF)の3種類で、ビットレートはMPEG2のStandardモードで4M~15Mbps、MPEG2のHalf D1およびSIFモードで2M~8Mbps、MPEG1のSIFモードで1M~1.8Mbps。タイムシフト再生、追いかけ再生機能をそなえ、タイムシフト再生、iEPGのほか、iモードによるリモート録画サービス「iCommand」にも対応する。
注意したいのは、ビデオカードによっては2画面同時表示が不可能となっている点。カノープスのウェブサイトによれば、現段階で具体的にMatrox G400/G450、Intel製チップセット内蔵グラフィックで不可とされている。動作確認結果は同社ウェブサイトの動作環境ページで随時報告予定とのことなので詳細はそちらを参照されたい。
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