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ソニー、“バイオ”デスクトップ春モデルを一斉発表

2003年01月16日 15時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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“バイオMX”は、パソコン本体にさまざまなAV機能を搭載したAV一体型デスクトップパソコン。今回発表されたのは、『PCV-MXS7RL7』と『PCV-MXS7L5』の2モデル。

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バイオMX『PCV-MXS7RL7』

PCV-MXS7RL7は、ネットワークAV受信アダプター『ルームリンク』と17インチSXGAディスプレー(PCVD-17SD1)、厳選されたコンデンサーを採用した特別仕様の高音質アンプユニット“ハイレスポンスアンプ(GOLD)”(20W+20W)、純銀コートケーブルが付属するモデル。PCV-MXS7L5は15インチXGAディスプレー(PCVD-15XD6)とノーマルのハイレスポンスアンプ(20W+20W)、ノーマルケーブルが付属するモデルとなっている。ルームリンクを利用することで、バイオMXがホームネットワークのAVサーバーの役割を果たすという。

両モデルとも、DVD±RWドライブを搭載しており、読み込み/書き込み速度は、DVD+R書き込み4倍速、DVD+RW書き込み2.4倍速、DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き込み2倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み10倍速、DVD+R/+RW/-R/-RW読み込み2倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM読み込み32倍速となっている。

また、TVチューナー内蔵のMPEG-2リアルタイムエンコーダーカードを搭載し、ビデオ入力からMPEGデータにリアルタイムで変換できるビデオキャプチャー機能を備える。TVチューナーはVHF:1~12チャンネル、UHF:13~62チャンネル、CATV:C13~C63チャンネル、ステレオ放送、2ヵ国語放送に対応。入出力端子はビデオ入出力、オーディオ入出力、TVアンテナ入力。圧縮モードは、高画質モード(17分で1GB)、標準モード(34分で1GB)、ビデオCDモード(94分で1GB)から選択可能。

オーディオ機能として、音楽用レコーダブルMDドライブ(Net MD対応)、FM文字多重放送チューナー、D/Aコンバーター、音質調整機能、スペクトラムアナライザー、2-wayバスレフ型スピーカーを備えている。

CPUにPentium 4-2.53GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と160GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。MPEG映像録画時間は、高画質36.5時間、標準72.5時間、長時間198.5時間、DV録画時間は9.5時間。チップセットはSiS 651でグラフィックスアクセラレーターを内蔵する。ビデオメモリーは32MB(メインメモリーと共有)。

外部接続端子(背面および側面)は、キーボード、マウス、パラレル、USB 2.0×2、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T対応)、ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、光デジタルオーディオ入出力、ライン入出力(金メッキ端子)、FMアンテナ入力、スピーカー出力。また本体前面には、ヘッドホン出力(金メッキ端子)、マイク入力(金メッキ端子)、i.LINK(S400)、USB 2.0を装備する。

内蔵モデムは56kbps(V.90対応)。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。マジックゲート対応メモリースティックスロットも装備する。本体サイズは、幅192×奥行き382×高さ346mm。重量は11.5kg。OSはWindows XP Home Edition(SP1)。

両モデルとも2月1日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCV-MXS7RL7が35万円前後、PCV-MXS7L5が30万円前後。

なお、ソニースタイルでは、HDDやメモリーの増設、ディスプレーの選択が可能な『PCV-MXS7R「WORKS」』、『PCV-MXS7「WORKS」』が用意される。

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