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ソニー、“バイオ”デスクトップ春モデルを一斉発表

2003年01月16日 15時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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“バイオHS”は、家庭用のスタンダードデスクトップパソコン。製品ラインナップは、『PCV-HS91BC7』、『PCV-HS81BT5』、『PCV-HS71BC5』、『PCV-HS51BC5』、『PCV-HS31L5』、および『PCV-HS21』シリーズ。HS31とHS21は今回より追加されたエントリーモデルで、HS31はソニーマーケティング(株)が運営するECサイト“ソニースタイル”のオリジナルモデル。

HS91/HS81/HS71/HS51の付属ディスプレーがビデオカメラ(1/5.5インチプログレッシブスキャン方式CMOSセンサー)やマイク、スピーカーを内蔵しているのに対し、エントリーモデルの付属ディスプレーはこれらを内蔵しないスタンダードなものとなっている。

HS91
バイオHSの上位モデル『PCV-HS91BC7』。本体カラーはダークグレー

なお、HS21は、TVチューナー内蔵MPEG-2リアルタイムエンコーダーカードとOffice XP Personalを搭載した『PCV-HS21GBL5』、Office XP Personalを搭載した『PCV-HS21BL5』、いずれも搭載しない『PCV-HS21L5』の3機種が用意される。

HS21
バイオHSのエントリーモデル『PCV-HS21BL5』。エントリーモデルのHS21とHS31は、本体カラーがライトグレー

また、上位機種のHS91とソニースタイルオリジナルモデルのHS31は、新開発のワイヤレスネットワークモジュールを内蔵する。同モジュールは、5GHzワイヤレスLANアクセスポイント機能とルーター機能、モデム機能を備えたもので、既存のワイヤレスLANアクセスポイント製品『PCWA-A500』に相当するもの。同モジュールは本体の電源ON/OFFとは別に常時動作するため、本体の電源がOFFでもルーターやアクセスポイントとして単独利用できる。

HS91はCPUにPentium 4-2.40GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と120GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載、17インチSXGA対応TFT液晶ディスプレーが付属する。HS81は、CPUにPentium 4-2.40GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と120GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載、ペンタブレットを搭載した15インチXGA対応TFT液晶ディスプレーが付属する。HS71は、CPUにPentium 4-2.40GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と120GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載、15インチXGA対応TFT液晶ディスプレーが付属する。

HS51は、CPUにCeleron-2.0GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と120GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載、15インチXGA対応TFT液晶ディスプレーが付属する。HS31は、CPUにCeleron-2.0GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と120GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載、15インチXGA対応TFT液晶ディスプレーが付属する。HS21は、CPUにCeleron-2.0GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と80GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載、15インチXGA対応TFT液晶ディスプレーが付属する。

いずれのモデルもDVD-RWドライブを備えており、書き込み/読み込み速度は、DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き込み2倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み8倍速、DVD-ROM読み込み12倍速、DVD-R/RW読み込み6倍速、CD-ROM読み込み32倍速となっている。また、HS91/HS81/HS71/HS51/HS31、およびHS21GBL5は、TVチューナー内蔵のMEPG-2リアルタイムエンコーダーカードを備えている。

HS91/HS81/HS71/HS51の外部接続端子(背面)は、ディスプレー出力、USB 2.0×3、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ネットワークコネクター(10BASE-T/100BASE-TX対応)、モデム用モジュラージャック、i.LINK(S400)。外部接続端子(前面)がUSB 2.0とi.LINK(S400)、光デジタルオーディオ出力。HS31とHS21の外部接続端子(背面)は、キーボード、マウス、ディスプレー出力、USB 2.0×2、オーディオ入力、ヘッドホン出力、i.LINK(S400)。外部接続端子(前面)がUSB 2.0とi.LINK(S400)、光デジタルオーディオ出力。いずれも内蔵モデムは56kbps(V.90対応)。メモリースティックスロットとPCカードスロット(TypeII×1/CardBus対応)を装備する。

本体サイズは幅108×奥行き408×高さ321mm。重量は、HS91が7.7kg、HS81/HS71/HS51が7.4kg、HS31とHS21GBL5が7.7kg、HS21BL5/HS21L5が7.5kg。OSはいずれもWindows XP Home Edition(SP1)で、HS91/HS81/HS71/HS51/HS21GBL5/HS21BL5はOffice XP Personalをプレインストールする。

発売日は、PCV-HS91BC7とPCV-HS31が3月上旬、その他のモデルが2月1日。価格はオープンプライスで、編集部による予想小売価格は、PCV-HS91BC7が30万円前後、PCV-HS81BT5が28万円前後、PCV-HS71BC5が25万円前後、PCV-HS51BC5が21万円前後、PCV-HS21GBL5が19万円前後、PCV-HS21BL5が18万円前後、PCV-HS21L5が16万円前後。なお、ソニースタイルでは、オリジナルモデルHS31のほか、各モデルともメモリーやディスプレーを選べるようになっている。

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