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日本IBM、AGP8x対応グラフィックスカードを搭載したワークステーション“IntelliStation Z Pro/M Pro”を発表

2003年01月15日 18時24分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は15日、PCワークステーション“IntelliStation”の最上位機種“Z Pro”とミッドレンジ機種“M Pro”のプロセッサーとグラフィックスカードを強化した6モデルを発表した。出荷開始はZ Proが17日で、M Proが31日の予定。IBMダイレクトでの価格は、Z Proが32万8000円から、M Proが25万8000円から。

“IntelliStation Z Pro”
“IntelliStation Z Pro”(ディスプレーはオプション)

最上位機種の“IntelliStation Z Pro”の3Dモデルは、Xeon-2.8GHz(2DモデルはXeon-2.4GHz)を搭載し、AGP8x対応のグラフィックスカードとDDRメモリースロット×4を装備したのが特徴。チップセットはE7505。デュアルプロセッサーに対応し、メモリーは最大8GBまで搭載できる。HDDにはデータ転送速度が毎秒320MBの“Ultra320”に対応したSCSIドライブを採用し、ミラーリング機能をサポートする。OSは、Windows XP Professionalをプレインストールする。本体サイズは幅165×奥行き492×高さ441mm、重量は16.3kg(最小構成)。

“IntelliStation M Pro”
“IntelliStation M Pro”(ディスプレーはオプション)

ミッドレンジ機種の“IntelliStation M Pro”は、プロセッサーをシングル構成のPentium 4-3.06GHz(3Dモデル)/2.4GHz(2Dモデル)にした製品。チップセットはE7205。メモリーは最大4GBまで拡張できる。本体サイズは幅165×奥行き483×高さ441mm、重量は16.3kg(最小構成)。

IntelliStaion Z Pro/M Proともに、グラフィックスカードの異なる3モデルをラインアップする。“エクストリーム3Dモデル”(6221-37J/6219-47J)は、米3Dlabs社の『Wildcat4 7110』を搭載したモデルで、Open GLの描画演算回路を2系統持つ“Dual Pipline”機能を採用し、256MBのメモリー(128MBのテクスチャーメモリーと128MBのフレームバッファーメモリー)を搭載する。“アドバンス3Dモデル”(6221-36J/6219-46J)は、米エヌビディア社の最新GPU『NV28GL』を採用した『Quadro4 980XGL』を搭載したモデル。2台のディスプレーに高解像度表示が行なえる“Dual RAMDAC”機能を搭載する。“2Dモデル”(6221-10J/6219-10J)は、カナダのMatrox Graphics社のGPU『MGA G450C』を採用した2Dグラフィックスカード『G450 DVI』を搭載したモデル。Dual RAMDAC機能も搭載する。

価格は、IntelliStation Z Pro(6221-37J)が79万8000円、同(6221-36J)が59万8000円、同(6221-10J)が32万8000円。IntelliStation M Pro(6219-47J)が79万8000円、同(6219-46J)が56万8000円、同(6219-10J)が25万8000円。

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