日本電気(株)とNECカスタマックス(株)は14日、マイクロソフトのスマートディスプレー“Windows CE for Smart Displays”(開発コード名：Mira)に対応した周辺機器『SD10(型番：PK-SD10)』を発売、2月上旬に出荷開始すると発表した。価格はオープンプライスで、同社の直販サイト“121ware”の121@storeでは9万9800円で販売される。
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| 『SD10』 |
スマートディスプレー“Windows CE for Smart Displays”は、無線LAN(IEEE802.11b)機能搭載のWindows XP Professional(SP1)パソコンに専用サーバーソフト(付属)を追加することで、遠隔操作を可能にする家庭向けの周辺機器。スマートディスプレー本体には10.4インチSVGA(800×600ドット)/6万色表示の感圧タッチパネル対応TFT液晶ディスプレーを搭載、HDDは持たず、無線LANでホスト(サーバー)側のパソコンをリモート操作する。キーボードはなく、文字入力はソフトウェアキーボードまたは手書き文字認識で行なう。また、ホストパソコンがない(起動していない)状態でも、無線LANアクセスポイントを経由して、内蔵のウェブブラウザー(IE for Windows CE)でウェブサイトの閲覧や、PCカードスロット(メモリーカードの読み込みのみサポート)からデジタルカメラで撮影/記録した画像を読み込み、スライドショウ表示が可能。
主なスペックは、CPUに米ナショナル セミコンダクター(National Semiconductor)社の統合プロセッサーGeode SC320O-266MHz、メインメモリーはSDRAM 64MB、インターフェースはUSB 1.1×1(キーボード、マウス接続用)/アナログRGB出力/ヘッドフォン出力。電源はリチウムイオンバッテリーを内蔵し、最大2.5時間駆動する。本体サイズと重量は幅290×奥行き220×高さ31mm/約1.5kg。
