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カルデラが日本SCOに社名変更─“powered by UnitedLinux”は16日出荷

2003年01月08日 18時14分更新

文● 編集部

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カルデラ(株)は、2003年1月1日付けで、社名を日本SCO(株)に変更したことを発表した。代表取締役社長は引き続き麻生誠氏がつとめる。

同時に、昨年12月24日より販売されてきた『SCO Linux Server リリース4.0 powered by UnitedLinux』を1月16日より出荷すること、『SCO UnixWare 7.1.3』を1月24日より出荷することが発表されている。

『SCO Linux Server リリース4.0 powered by UnitedLinux』は、『UnitedLinux 1.0』をベースに、商用アプリケーションとして『Wnn7 Personal for Linux』と『Ricoh HG明朝』、『Ricoh HGゴシック』といったTrue Type商用フォント、バックアップツール『NetVault』、SCOによるアップデートサービス“SCO Linux Update”サービスの1年間無償サポートなどが付属するディストリビューション。ほかに、独自の追加機能として、Webminによる管理インターフェイスが提供される。製品ラインナップは『SCO Linux Server 4.0 クラシック・エディション』(8万8000円)と『SCO Linux Server 4.0 ビジネス・エディション』(15万8000円)をベースに、大規模サーバ向けのサポート契約を含む『SCO Linux Server 4.0 エンタープライズ・エディション』や、リセラーによるプレインストールといった製品が用意されるという。サポートは米SCOと(株)アルゴ21によって提供される。

『SCO UnixWare 7.1.3』は、Caldera時代の『Open UNIX 8.0』の後継にあたる製品。Linuxのバイナリを直接利用することができる“Linux Kernel Personality”などの特徴を持つ。『UnixWare』用のアップデートサービス“SCO Update Service for UnixWare”といった新機能が搭載される。米国では昨年12月4日にリリースされている。国内での価格などは明らかにされていない。

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