(株)アステック・プロダクツは、Windows用Xサーバソフトウェア『ASTEC-X』の次期バージョン『ASTEC-X 4.00』を3月に発売すると発表した。
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現在開発中の『ASTEC-X 4.00』。3D描画のデモが動作している。 |
『ASTEC-X』は、Solaris、HP-UX、Linuxなどに対応したPC Xサーバ。256色エミュレーションモードやホストのコンソールをエミュレートする機能もあり、コンソールアプリケーションを実行することもできる。そのほか、SSHによる暗号化通信やUPnP対応ルータを直接制御して通信経路を確保する機能も搭載されている。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。価格は7万8000円。
『ASTEC-X 4.00』では、XプロトコルのOpenGL拡張であるGLX Extensionをサポートするという。これにより、3次元CADアプリケーションや技術計算のビジュアライゼーションツールなどをより高速で実行することが可能になる。また、IPv6に対応するという。
『ASTEC-X 4.00』発売と同時に、既存の『ASTEC-X』をバージョンアップできる“アップデートキット”がWebサイトを通じて無償提供される。また、発売に先立ち、1月下旬以降に“テクニカル・プレリリース版”をWebサイトを通じて無償公開するという。
