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【2003年年頭挨拶ニュースリリース】日本オラクル(株)代表取締役社長新宅正明氏

2003年01月06日 17時15分更新

文● 編集部

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2003年は日本オラクルにとって「創」(つくる)一年です。
昨年掲げた「一新」を受け、私たちの改革をさらに進め、全社員一丸となってお客様およびパートナー様と共に新しい日本オラクルを創っていく年です。

 その次なる日本オラクルの軸となる中期経営計画の概要を昨年12月19日に発表しました。この中期経営計画「Oracle Japan Innovation 2003」では次の点を掲げています。
 まず、営業体制の刷新です。電話やインターネットを駆使した販売サポートの新組織「OracleDirect」を創り、顧客やパートナーを支援する体制を強化し、カバレージを最大化します。
 次に、コンサルティングビジネスの改革を行います。ソフトウェア導入のプロセスにおいて、期間と手間を削減することによってオラクルの製品価値を最大限に活かし、ITコストの削減をリードします。
 そして、日本企業のグローバル進出を支援します。企業のグローバル展開にはサプライチェーンマネジメントのシステム実装は不可欠となっています。私たちは、中国をはじめとしたアジア諸国など、海外展開を計画する企業を日本から全面的に支援いたします。これを目的とした新拠点「China Business Unit」(仮称)を上海または北京に新設することにいたしました。
 また、私たちは、自らの生産性を最大限に向上させるために、グローバルな資源を活用した業務体制を敷く必要があります。「シェアド・サービス・センター」は、オラクル・コーポレーションが提供する業務アプリケーションを世界的に集約したデータセンターです。これを日本オラクルが活用することによって、業務プロセスの効率化を図り、私たちのビジネスに関連するコストを削減いたします。
 製品面においては、低コストなインフラを支える「Oracle9i Real Application Clusters」やLinuxのように、実績のある仕組みを徹底して訴求いたします。また、新しい用途を拡大するために、2月24日には新製品「Oracle Collaboration Suite」を出荷します。これは、従来RDBMSでは対象としていなかったメールやファイルサーバーの領域に新たに進出する製品です。このようにデータを一元統合管理できる初めてのコラボレーションソフトを投入し、製品戦略を拡大してまいります。
 今年も日本オラクルは、「データの価値を知として最大化させ、豊かな情報社会を実現する」を企業理念に、お客様の成功をコミットできる業界ナンバー1のソリューションプロバイダーになるべく努力してまいります。

(用字用語は原文のまま)

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