「本格的なネット社会の到来に向けて！」
新年明けましておめでとうございます。
昨年度のITビジネスは一昨年に続き厳しいものがありました。世界的には、 ITの過剰在庫、過剰インフラは、未だ解消されているとは言えません。しかしながら本年度は、ブロードバンドへの接続端末数が臨界点とされる1000万を越え、コンテンツの充実などを伴い、トランザクションも大きく延びてくるものと予想されます。企業、社会、公共、教育、医療等、様々な分野でネットワークを利用した構造改革が推進されていくことと思います。日本は、今や世界で最も先進的で、安くて、早くかつ品質の高いネット社会になろうとしています。日本の課題はこれを如何に最大限に活用し、世界の中での競争力の確保、人材の開発、社会の効率化を進めるかにあります。
サンは、今後本格化するネット社会の到来に向けて2003年は基礎固めの年と位置づけています。今後飛躍的な発展が見込まれるネット社会を支える基盤として、オープン堅牢でかつ管理容易性に優れたプラットフォームを準備していくことが重要です。今年はネットワーク上における、資源を管理するN1、プライバシーを厳重に保護しながらサービスを連携させるLiberty AllianceやNetwork Identity(NI)等、ネットワーク上のプラットフォームを構築する上での様々な基盤技術を浸透させると同時に、今後飛躍的に発展する第三世代のモバイル、ブロードバンドなど様々なソリューションにおけるプライバシー保護やセキュリティー等の技術革新にも挑戦していきます。また、それらを容易に導入することができる様々なインフラ・ソリューションを提供していきます。
以上
(用字用語は原文のまま)
