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NTT西日本、“フレッツ・スポット”に対応したPDA『サザンクロスPDA』を販売

2002年12月24日 19時30分更新

文● 編集部

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西日本電信電話(株)は24日、外出先からインターネットへ接続できる同社の無線LANサービス“フレッツ・スポット”対応のPDA(携帯情報端末)『サザンクロスPDA』の販売を2003年1月6日に開始すると発表した。PDA本体とコミュニケーションアダプター『CE-JC1』がセットになった『サザンクロスPDA SL-A300 コミュニケーションアダプタセット』に『CFタイプ無線LANカード』1枚が付属し、価格は5万9800円。NTT西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)で販売する。

『サザンクロスPDA』『サザンクロスPDA』

『サザンクロスPDA』は、PPPoE、ブラウザー、メールソフトを内蔵し、IEEE 802.11b準拠の無線LANカードが付属した、フレッツ・スポット対応のPDA。セキュリティー機能としてESS-IDや64/128bitWEPを搭載する(“高セキュリティプラン”には未対応)。付属のUSBケーブルでパソコンと接続することで、パソコンの画面に表示されている情報を画像として取り込むことや、ドラッグ&ドロップ操作でデータのやりとりが可能となる。スケジュール管理が可能な『カレンダー』や『アドレス帳』を内蔵し、両ソフトに登録した個人情報は、Outlookのデータと同期をとれる。

接続イメージ
接続イメージ

PDA本体のOSは組み込みLinux『Embedix』。CPUはインテルPXA210-200MHz。本体メモリーは64MBのSDRAM(ユーザーエリアは約23MB)。240×320ドット、6万5536色表示対応の3.5インチ反射型TFTカラー液晶ディスプレー(フロントライト付き)を搭載する。インターフェースは、SDカードスロット、I/Oポート、コミュニケーションアダプター端子、赤外線通信ポート(IrDA)、ステレオヘッドフォン端子。本体サイズは幅69.4×奥行き113×高さ12.5mm(突起部を含まない)、重量は120g(液晶保護カバー取り外し時/タッチペンを含む)。電源はリチウムイオン充電池で、連続表示時間は約12時間(フロントライト消灯時)。

インストールCD-ROM収録ソフトは、HandcomMobileWord(Word互換)、HandcomMobileSheet(Excel互換)、Jeode(Java実行環境)、7桁郵便番号辞書データ、ザウルスショット、Intellisync for Zaurus。使用可能なパソコンの対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP。

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