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アルミ製小型ベアボーンPCがエムシージェイから登場予定

2002年12月19日 22時40分更新

文● 増田

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小型ベアボーンPC
アルミ製小型ベアボーンPC「JUN PC P4 Personal Computer 750S」

 Shuttle製キューブ型ベアボーンPC「Cube」シリーズの取扱いで有名なエムシージェイから、来年早々にもPentium 4に対応したアルミ製の「JUN PC P4 Personal Computer 750S」が登場予定となっている。 今回の製品は、デスクトップPCを超小型したような製品でやはり小型ベアボーンPCとして発売されているAtoz製「E7041S」と比較するとやや大きいが、JUN PCにはマザーボード裏面にアルミ製ヒートシンクを貼り付けるなど随所に工夫が見られる。



SPEED 5500回転
見慣れないSPEEDとかかれたスイッチがある排気用のファンには、6cm角の5500回転のものを使用
内部
サイズは実測で240(W)×175(D)×75(H)mm

 現時点で販売元のエムシージェイには、資料がないため正確なところは不明だが、本体の大きさは、編集部実測で240(W)×175(D)×75(H)mmとPentium 4に対応したベアボーンPCとしてはかなり小さい。スリムタイプドライブと3.5インチHDDが搭載可能で、電源には150WのACアダプタを使用する。本体前面にはPOWER、RESETのスイッチとUSB2.0コネクタ×1、IEEE1394コネクタ×1、ヘッドフォン×1という構成のほかに見慣れないSPEEDとかかれたスイッチがあるが、こちらの機能については現在調査中のようだ。背面にはAC電源コネクタ、キーボード、マウス用PS/2、シリアルコネクタ、パラレルコネクタ、VGA出力、USB2.0コネクタ×2、IEEE1394コネクタ×1、LANコネクタ×1、オーディオポートの各種コネクタがみえる。なお排気用のファンには、6cm角の5500回転のものを使用している。



斜めなヒートシンク ヒートシンク
銅製CPUヒートシンクの形状もユニークで斜めになっているマザーボード裏面にはアルミ製ヒートシンクが貼り付けてある

 内部にはチップセットに“SiS651”を採用したメーカー不明のマザーボードが収まっておりメモリスロットは2本搭載するが、AGP及びPCIスロットは搭載していない。オンボードインターフェイスとしては、ビデオ、サウンド機能に加えLAN、IEEE1394なども搭載する。マザーボード裏面にはアルミ製ヒートシンクが貼り付けてあるが、エムシージェイによると「アルミ製の筐体と密着させることで放熱効果を上げる」ということだ。また付属の銅製CPUヒートシンクの形状もユニークで写真のように斜めになっているが、これは「狭い内部でも効率良く熱を出すために、本体正面の排気口の方を向いている」らしい。今回のサンプル品の色は黒だが、製品版はシルバーになり、来年1月中旬頃の発売を予定している。価格は未定。



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