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ヤフー、“Yahoo!ファイナンス 口座管理サービス”の試験運用を開始

2002年12月19日 21時30分更新

文● 編集部 矢島詩子

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ヤフー(株)と(株)テックタンクは19日、株価情報や保険情報などを提供する総合金融情報サービス“Yahoo!ファイナンス”において、複数の金融機関の口座情報を一括管理できる“Yahoo!ファイナンス 口座管理サービス”の試験運用を開始したと発表した。

『MoneyLook』
『MoneyLook』の画面

このサービスは、銀行、証券会社、クレジットカード会社などの各金融機関のインターネット取引サイトへ自動ログインして、残高照会、証券の時価総額、カード支払い残高などの情報が取得できるもので、テックタンクが開発した『MoneyLook』をインストールして利用する。各口座のIDやパスワードなどの個人情報は、アメリカ合衆国政府の標準暗号方式(AES)“Rijndael”を使用して暗号化され、サーバーではなくパソコン側に保存される。

また、資産形成の計画や分析は表やグラフで表示され、Excelのデータとして保存できる。

利用可能な金融機関は、銀行がUFJ銀行/アイワイバンク銀行/あさひ銀行/イーバンク銀行/ジャパンネット銀行/住友信託銀行/スルガ銀行ソフトバンク支店/大和銀行/東京三菱銀行/みずほ銀行 エムタウン支店/三井住友銀行/モビット。

証券会社は、DLJディレクトSFG証券/イー・トレード証券/大和証券/東海東京証券/日興ビーンズ証券/野村證券/松井証券/マネックス証券。

クレジットカード会社は、JCBカード/UCカード/UFJカード/イオンクレジットサービス/オリエントコーポレーション(オリコカード)/クレディセゾン(セゾンカード)/日本信販(NICOSカ-ド)/三井住友VISAカードの、以上28社30サイト。なお、大和証券、日興ビーンズ証券、野村證券、松井証券、マネックス証券の5社については2003年1月上旬に対応予定。

『MoneyLook』の対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。動作環境は、CPUにPentium II-300MHz以上、メモリーが64MB以上、HDDの空き容量が50MB以上の機種。ウェブブラウザーとしてInternet Explorer 5.0以上が必要。

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