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カシオ計算機、セキュリティー印刷が可能な金融機関向け手形/小切手集中発行システム『カシオBACS V』を発売

2002年12月16日 20時20分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は16日、改ざんや偽造抑制に役立つ“セキュリティ印刷”機能を搭載した金融機関向け手形/小切手集中発行システム『カシオBACS V(ファイブ)』を2003年1月20日に発売すると発表した。価格は1500万円から。

『カシオBACS V』
『カシオBACS V』

『カシオBACS(Bill And Check System) V』は、磁気インク文字(MICR)を含む手形/小切手の印刷のほか、業界初という“セキュリティ印刷機能”を搭載したのが特徴。これは、ブラックライト(紫外線)で発光する特殊な透明トナーを利用して、改ざんや偽造抑制用マークなどを券面に印刷する機能。単独のマーク印刷だけでなく、署名鑑やロゴマークなどへ重ねて影印字することでより高度なセキュリティーサービスが提供できるようになるという。600dpi対応のMICRトナープリンターを採用しており、1時間に最高42冊の手形/小切手の発行が可能。振出人名(社名)欄に署名鑑を印刷する“署名鑑印刷機能”や、用紙に印刷されたマークを読み取り本券/表裏紙を判別する“用紙自動判別機能”なども搭載する。本体サイズは幅2190×奥行き650×高さ1250mm、重量は351kg。消費電力は1608W。

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