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ソーテック、ホームネットワーク対応のMPEG-2デコーダー『Play@TV』を発売

2002年12月11日 16時38分更新

文● 編集部

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(株)ソーテックは11日、ネットワーク対応のハードウェアMPEG-2デコーダー『Play@TV』を(株)メルコと共同開発し、販売を2003年1月に販売を開始すると発表した。ソーテックではパソコン本体にバンドルして出荷する予定で、単体販売も行なう。直販価格は2万8000円前後の予定。メルコは単体販売を予定しているという。

『Play@TV』
『Play@TV』

『Play@TV』は、無線LANまたは有線LANを利用してパソコンとネットワーク接続し、パソコンのHDDに蓄積されている映像や音楽データを、テレビで視聴するための周辺機器。Play@TV本体、リモコン、パソコン用のデータ管理ソフト『メディアオーガナイザ(Media Organizer)』、サーバーソフト『MediaServer』、起動ソフト『Starter』、ネットワーク設定ソフト『NetSetup』、Play@TVに内蔵された再生ソフト『Play@TVビューア』などで構成される。

Play@TVの本体には、ハードウェアMPEG-2デコーダーを搭載し、最大で4Mbps/720×480ドット/毎秒30フレーム)の再生が可能。再生できるファイル形式は、ビデオがMPEG-2、MPEG-1、WMV、DivXで、音楽がWMA、MP3、WAV。静止画はJPEG、BMP、TIFFに対応する。映像出力は、Sビデオ(ミニDIN)、コンポジットビデオ(RCAピンジャック)、D1。音声出力は、ライン(RCAピンジャック/ステレオ)、光デジタル(SPDIF/角型)を装備する。ネットワーク端子は10BASE-Tで、PCカードスロットも装備する。本体サイズは幅192.4×奥行き53.4×高さ192.4mm、重量は706g。付属するスタンドは幅199.0×奥行き22.3×高さ89.0mm、重量は135g。電源はAC100VでACアダプターを利用する。消費電力は12W。

『メディアオーガナイザ』は、ビデオ/音楽/フォトなどのデータをパソコンで管理するためのソフトで、ミュージックアルバムやマイビデオの登録のほか、音楽のプレイリストの作成、ビデオのサムネールの選択、ムービー情報の編集、静止画のアルバム作成ほかの機能を搭載する。対応機種はPentium 4-2.0GHz以上(無線LAN使用時)/1.7GHz以上(有線LAN使用時)と、256MB以上のメモリーを搭載したモデル。対応OSは、Windows XP(SP1以上)。

『Play@TVビューア』は、『メディアオーガナイザ』を利用して分類、編集されたビデオ/音楽/フォトなどのデータを、無線または有線のLANを経由して、Play@TVに接続したテレビで再生するためのソフト。音楽では、オーディオジュークボックスやインデックスサーチ、ソフトウェアキーボードを利用したキーワードサーチなどの機能を利用でき、ビデオでは、ワイドテレビ表示機能、フォトではスライドショー、ズーム/回転などの機能が利用できる。

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