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ウィンドウ、SAN対応半導体ディスクのエントリーモデルを発売

2002年12月10日 19時55分更新

文● 編集部

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(株)ウィンドウは、米Platypus Technologyが開発した半導体ディスク『QikDATA』のエントリーモデル『QikDATA M3』を発売する。

『QikDATA M3』
『QikDATA M3』

『QikDATA M3』は、1台に4GB~8GBのSDRAMを搭載することが可能な半導体ディスク。1秒あたりのアクセス回数が、磁気ディスクでは150IOPS程度であるのにくらべ、『QikDATA』シリーズでは5万IOPSにのぼる。おもにデータベースなど、I/Oの多いシステムで、パフォーマンスチューニングを目的に販売される。ファイバーチャネルスイッチ『QikLINK』と組み合わせることで、SANにも対応する。スイッチには最大8台の『QikDATA M3』または『QikDATA X3』を接続することができ、最大128GBのストレージを取り扱うことができる。

おもな仕様は以下のとおり。

  • メモリ搭載量……最大8GB
  • 電源……AC 110~240V、最大消費電力70W
  • 対応プラットフォーム……Windows NT4.0/2000/XP、Linux、AIX、Solaris、HP-UXなど

『QikDATA M3』は単体販売は行なわれず、『QikLINK』と組み合わせた形でのみ販売される。システムの価格はオープンプライスで、『QikLINK』とSDRAMを8GB搭載した『QikDATA M3』を組み合わせた場合の参考価格は980万円になる。ウィンドウによれば、業界で初めて1000万円を切る低価格を実現したという。

販売はウィンドウおよび同社の代理店である(株)日立システムアンドサービス、エントレージ・ブロードコミュニケーションズ(株)、ニュートンワークス(株)、サイエンス・テクノロジー・システムズ(株)を通じて行なわれる。2003年末までに200システム以上の販売を見込んでいるとのことだ。

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