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ウィンドウ、SAN対応の半導体ディスク『QikDATA M3』を販売

2002年12月10日 18時45分更新

文● 編集部

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(株)ウィンドウは10日、米プラティパステクノロジー(Platypus Technology)社製の半導体ディスク(SSD)装置“Qik(クイック)”シリーズの新製品として、ファイバーチャネル対応のエントリーモデル『QikDATA M3(クイックデータ・エム3)』の販売を、同社および販売代理店を通じて開始したと発表した。ファイバーチャネルスイッチ『QikLINK(クイックリンク)』とセットで販売され、価格はオープン。編集部による予想販売価格は8GB構成で980万円前後から。同日付けで出荷を開始した。

『QikDATA M3』は、4~8GBの半導体メモリー(SDRAM)を搭載したエントリーモデル。『QikLINK』と組み合わせることで、SAN(Storage Area Network)の構築が可能となる。

1秒あたりのアクセス回数(IOPS)は5万回以上、レスポンスタイムは25μ秒。利用頻度の高いファイル(ホットファイル)を磁気ディスクからQikDATA M3に移行するだけでシステムのレスポンス性能を大幅に向上できるという。データ保護機能として、ミラーリングされた2基のバックアップ用磁気ディスクと二重化されたUPSを内蔵するほか、システム監視情報を表示するLEDを前面に装備する。インターフェースカードをサーバーにインストールすることで、外部ディスクとして認識される。本体サイズは幅482×奥行き673(ラックマウント時は780)×高さ43.6mm、重量は12.5kgの1Uラックマウント型。対応OSは、Windows NT 4.0/2000/XP、Linux、AIX、Solaris、HP-UXなどファイバーチャネル対応のOS。

『QikLINK』は、ファイバーチャネルポート×4(1Gb/2Gb SFP)を搭載する専用スイッチで、『QikDATA』を最大8台接続できる。最大容量は120GB(最大容量16GBの上位モデル『QikDATA X3』を7台追加接続した場合)。そのほか、ウェブブラウザーによるステータス確認・診断用に10/100BASE-TXポート、システム設定・メンテナンス用にRS-232Cポートを搭載する。SNMPレベル2、最大4LUNをサポートする。本体サイズは幅482.6×奥行き525×高さ44.4mm、重量は9.0kgの1Uラックマウント型。

販売代理店は、(株)日立システムアンドサービス、エントレージ・ブロードコミュニケーションズ(株)、ニュートンワークス(株)、サイエンス・テクノロジー・システムズ(株)。

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